「書く」ことの効能

ericoach1

私はコーチングの傍ら、ライター業もやらせてもらっています。

 
コーチングにつながるものがあるはずだという理由もありますが、
何より書くことが好きだから、というのが一番の理由かもしれません。
 
昔から作文を書いたり小説を書いたり、
友達に手紙を書いたりするのが好きでした。
長文も全然苦にならないし、何人とでも文通できる。
 
小説は小5か小6で原稿用紙100枚の小説を書いたこともありました。
小さい頃から本を読むこと、
頭の中に浮かぶものを言葉にすることの両方が好きでした。
 
でもそんなのとりたてて自慢するような特技でもなく、
歩くとか食べることと同じで普通に出来ることなんだろうと思っていたので、
褒められたりうらやましがられたりして初めて、
かなり大人になってから、これって特技なんだと自覚しました。
 
でも決して文章がうまいわけではありません。
私より感性が豊かで文章力がある人なんて星の数ほどいます。
ただ、たくさん・頻度高く書くことが苦にならない、
ということが自分の特技なのかな、と捉えています。
 
 
でも、得意でも得意でなくても、
誰に見せなくてもいいから、書くことをオススメします。
 
 
その理由は、書くことで頭の中にあるものや、感情を
いったん外に出して
客観的に眺めることが出来るから。
 
例えば嫌なことがあってイライラしている時。
 
なぜイライラしているのか?
どう捉えたから、そう感じたのか?
自分史上一番イライラした時と比べて
10点満点で何点くらいイライラしている?
どうなれば、イライラを手放せる?
 
と思いつく限り客観的に分析しながら書き出してみてください。
考えるだけよりも、誰かに話したり書き出したりと、
自分の内側から外に出すことがポインです。
 
時には書くことで、極端に被害者意識を抱いていたり、
偏った捉え方をしていたり、
自分を守るために攻撃的になっていたりすることに気づくかもしれません。
 
冷静に、客観的に起きていることを見ることができれば、
対策も考えられます。
 
自分の整理のために書き出すので、上手いとか拙いとかは関係ありません。
感情というあいまいで流動的なものをきちんと捉えて言語化するのは、
けっこう技術が必要です。
それは数をこなしていくうちに、だんだん身に着けられるはず。
 
今わきあがってきているこの感情は何?
 
言葉にする習慣を持ってみてください。
きっと視点を増やすことにつながるはずです。
 
 
 
 
 


ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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