鈍感でいた方が幸せ?
最近よく考えることは、
「鈍感でいた方が幸せなのか?」
という問いです。
人の本音やアイデンティティを知ることで、
傷つくことや失うものもある。
笑っていられるように調整してくれているなら、
鈍感でいた方がお互いにハッピーなのか?と思ってみたり。
でも、答えはNOだと出ているんです。
ただ、その理由をうまくロジカルに自分に説明できていない。
人の発言や行動の裏や、奥の奥にある意図、
本人も気づいていないような根っこにある感情になんて、
気付かない方が楽なのだろうか?
それに気づき、察したうえで接するのと、
本人が取り繕っている上辺に合わせて接するのとでは
どうコミュニケーションが変わり、
どう関係性に変化があるのだろうか。
私は子供のころから、「うわべだけ」とか「調子を合わせる」とか、
「裏表がある」といった関係性が苦手でした。
相手を友達だと思うなら、信頼しているなら、ちゃんと全部見せてほしい。
それが友情や信頼の証であると思っていたように思います。
それがだんだん大人になって、
「空気を読む」とか「ポジショントーク」みたいなものが、
本人の望む望まないに関係なく、必要になるシーンもあるのだと
いうことも理解できるようになってきました。
会社では部長や本部長として、PL最優先で厳しいことを言わなければならない人も、
家に帰れば優しい父だったり、妻に厳しく当たられている夫だったりするかもしれない。
どの役割の時に出す顔が本音なのか、一番望んでいることなのか、
しっくりきているのかわからなくなってきている人もいるかもしれません。
割り切っているつもりで、強がって「別に」とうそぶいていても
やっぱり人だから、だれかにわかってほしい、
受け入れてほしい、聞いてほしい、安心させてほしいと
思っているのではないかなと思います。
ガチガチに固めたこわもてをほどいて、
本当に守っているものが何なのかをさりげなく察してくれる人の横で
そっとありのままになって座っていられる場所があるなら、
また鎧を付け直して戦いに行けるのかもしれません。
まだ冒頭の問いに対して、「これだ!」という解答は見つけられていません。
でも、自分を守るためなら、時に鈍感でいた方が「楽」なのかもしれないけれど、
そんな頑張りすぎる人の奥の方にしまいこまれた感情に
気付ける自分でありたいと思います。
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
https://www.erikonakahara.com/index.html
【11月の開講受付日】
11月前半は以下の日程にて、コーチングの開講、セッション、ご相談を承ります。
時間はご相談ください。
11/6(金)、11/8(日)、11/9(月)、11/11(水)、11/12(木)、
11/13(金)、11/15(日)、11/16(月)、11/18(水)、
11/21(土)、11/24(火)、11/25(水)PM、11/26(木)、
11/27(金)、11/30(月)
オススメ講座
「トラストコーチングスクール」は、
コーチングを体感しながら専門技術を学び、
自分自身・周りの大切な方とのコミュニケーション能力を高め、
あなたの新しい可能性を引き出していくプログラムです。
~コーチングを学び、体感する~
ベーシック講座
20,000円(税別)/約3時間
※テキスト代を含む
~コーチングの実践的スキルを身につける~
アドバンス講座
30,000円(税別)/約3.5時間
※ディプロマ(修了証)発行代を含む
※別途コーチトレーニングを受講することで、
「TCS認定コーチ」として活動することが出来ます。
※「TCS認定コーチ」になることで、受講後も継続的に
学びを深めることができるオンライン講座「E-college」を受講することもできます。
※ベーシックのみの受講も可能です。
お申込みはこちらから。