【ビジネスパーソン】環境変化の時はあえて「最悪の状況」を考える

こんにちは。中原絵里子です。

もうすぐ新年度スタートですね。

異動やポジション変更など、

環境変化がある方もいらっしゃるかもしれません。

ご自身に変化はなくても、

お子さんが小学校に上がる、学童が終わるなど、

ご家族に変化がある場合も、

これからどうなるんだろうと考えると何かと不安ですよね。

私が今回お勧めしたいのは、

「最悪の状況を想定する」

ことです。

いやっ、春だし、スタート時期だし、明るく前向きに考えたい！

という気持ちもよ～くわかります。

私もわりと言霊とか引き寄せとか気にする方なので（笑）、

出来るだけ「こうなってほしい理想のイメージ」を

考えておきたいですが、

環境変化に際しては、

「もしこうなったら困る！」をこれでもか！と考えて、

もしそれが現実になったらどうするか、と考えて

備えることで、どんどん不安を手放していくことが出来ます。

また、

前向きなイメージを考えよう考えようとするときは、

不安を見て見ぬフリをしている場合もあります。

考えたくないと向き合うことを放棄してしまうと、

実際に思ったように進まなかった時に

あわてることになってしまいますし、

心の奥にいつまでも不安がくすぶることになるかもしれません。

それなら開き直って、覚悟を決めて、

何が不安なのか、何が起こると困るのか、

とことん向き合ってみる。

例えば、

「サブリーダーをやってほしいと言われたけれど、

誰もついてきてくれなかったらどうしよう」

「学童がなくなって、鍵を持たせることになるけれど

もし落としたり忘れたりした時はどうしたら？」

こんな不安があるなら、

・メンバーにそれとなく自分がリーダーをやることについてどう思っているのか聞いてみる

・サブリーダーに任命してくれた課長が自分を選んだ理由と期待することを聞いてみる

・そもそもサブリーダーの役割が何か、ついてきてもらう必要があるのか考えてみる

みたいに、打ち手を考えていくと「架空の不安」は手放せます。

お子さんの環境変化について、どんなルールを決めたり

トラブル時の対応策を決めたりすれば安心できるかもしれないし、

逆に見落としていたことに気付けるかもしれません。

あいまいなことは、出来るだけ言語化する。

そうすると自分から見える角度が増えますよ。

新しいステージでも、目標を決めて走り続けることが出来ますように。

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中原絵里子

編集・ライター・キャリアコーチ

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大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。