「自分なんて」と自分をいじめるコミュニケーションを見直す
今日も「自信シリーズ」その2です。
以前働いていた会社は、とっても高学歴で
とっても優秀な人だらけでした。
もう、場違い感しか感じてなかった(笑)
国公立大出身は当たり前、旧帝大や東大京大なんて
ザラで、基本マジメで勉強熱心な方ばかり。
定量調査をもとにデータ分析から仮説を出して
戦略を立て、それをロジカルにアウトプットして
スマートにプレゼンできるような人ばっかりで、
もういつも冷や汗かいてました。
でもそんな中で、ひとりひとりが自信満々かというと
そうじゃなくて、むしろ逆。
「自分なんかたいしたことがない」
と周りと比べて落ち込む人がとても多かったんです。
めちゃくちゃ優秀で、
めちゃくちゃ頑張っている。
それなのに、自己肯定感はとても低い。
「昨日、眠くて眠くて2時までしか出来なかったんです・・・
●●さんは3時までやってたのに・・・」
「企画書、64ページまでは出来たんですけど、
●●さんの企画書は90ページ越えの大作らしくて・・・」
こんな、「え、ギャグ?突っ込んでいいやつ?」と
思ってしまうような理由で落ち込んでいたりして。
でも本人はいたってマジメに凹んでいるんです。
「自分なんて全然・・・」
「私仕事が出来ないから・・・頭悪いから・・・」
かくいう私も、本気でそう思っていました。
でも、それは学生時代の先生からちやほやされた
優等生だった自分から卒業して、
社会の中での小さな自分を認識することが出来るようになった、
成長のしるしなんだと今なら思えます。
みんな、だれもがたいしたことがない。
一人の力なんてたかが知れているんです。
東大卒業してたって、
司法試験に合格してたって、TOEIC満点だって、
当たり前ですが、出来ることも出来ないこともある。
でも、人と人の間に自分を置くことで、
不思議とひとりでは出来ないことが出来たり、
いつもの何倍も力を発揮出来たり、
自分では気づけなかったセンスや強みが
いつの間にか引き出されて発揮していたり
するのが、チームの面白いところ。
そこで絶対に必要な力が「コミュニケーション力」。
仕事って、どれだけ人の心を動かせるかが大切で、
「この人のために自分は何が出来るだろう」
「この人の頼みだから絶対にいいものに仕上げないと」
みたいな思いが積み重なって、一人では実現できない
「すごい仕事」になっていったりするのだと思います。
そして人の心を突き動かすのがコミュニケーションの力。
どれだけ深く多くの視点を持ち、言葉や態度の裏にある感情や
思いまで理解したうえで、
どこを見て何をどう言語化して伝えるといいのか。
そういった優しさを持っているかどうかで、
仕事の質が変わってくるのかな・・・と思います。
そんな視点があれば、
「自分なんて」と自分をいじめるような
自分とのコミュニケーションも変わってくるはず。
私は、十分すぎるくらいがんばっている人が、
自分をいじめて自信を失くしてしまうようなコミュニケーションを
見直すお手伝いをしたいと心から思います。
トラストコーチングスクールを通して。
それにしても本当に、会社にいる間に知っておきたかったな・・・
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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