【キャリア】「トライアンドエラー」の「エラー」を恐れすぎない

こんにちは。

キャリアコーチの中原絵里子です。

先週あたりから、

これからのキャリアを考えたい。

5年先の働き方、生き方を決めたい。

そんなご相談を立て続けにいただいております。

きっと動く決断をしたとしたら、来年4月には新しい環境に

いられるように、夏の間に意思決定をしておいて、

秋から冬にかけて動く、というスケジュール感で

計画的に考えておられるのだと思います。

でも、転職にしろ異動にしろ、

環境を変えることは「怖い」と感じてしまいますよね。

人間の脳は変化をリスクと捉えて避けようとする、

これまでも生きてこられた環境の中で現状維持しようとする

習性がありますし、

やっぱり働く＝収入に直結すること。

「衣食住」に関わる生活の根幹にかかわるので

慎重になるのは当然ですよね。

でも、あえて言いたいんです。

「失敗を恐れすぎないで」

100点満点のキャリアチェンジなんてありえません。

職種、給与、通勤時間や出社頻度、福利厚生、

社風、勤務時間・・・

何かは「ここはちょっと」と思う部分は必ずあります。

（でもそれは今の環境に残ったとしても起こり得ますよね、

組織改革とか人事異動とかで）

だからこそ、「ここだけは100点に近いといいな」と思う

条件を１つに絞ってそこにこだわって選択すれば

他が60点、70点でも全体の満足度は高まります。

何より、キャリアチェンジは

トライアンドエラーで

動いてみないと見えてこない

ことがたくさんあります。

もし「思っていたのとちょっと違った」と感じたとしても、

その失敗で得られたものと失ったもの

は何か、冷静に洗い出してみてください。

「失敗したとしても得られたもの」の代表的なもの

として１つ挙げるなら、

「体感」

だと思います。

こういう会社が合っていると思っていたけれど

真逆でも案外楽しくやれるんだな。

こういう仕事は向いていないと思っていたけれど

やってみたらけっこう楽しいじゃん。

こんな「体感」は、さらにその先を考えていく時の

大切な判断材料になります。

こればっかりは頭で考えていても、

やってみないとわからない。

だから、できれば動く前に

「最悪の状況」を想定しておいて、

万が一こうなったらこうすると

決めておくことをオススメします。

例えば

「転職してみたけれど、どうしても人が合わないと

感じたら1年頑張ってみて無理だったら

辞めて一度実家に帰る」

とか。

この「最悪の場合はこうする」をお守りとして

持っておけると、結構気持ちが軽くなりますよ。

自分にとっての一番のリスクは何だろう。

一番のエラーって、どんな状態？

それがしっかりイメージできていれば、

それほど恐れずに軽やかに考えられるんじゃないかな、と思います。

ぜひ、試してみてくださいね。

キャリアコーチ

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

PAA認定パートナーシップコーチ

中原絵里子

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中原絵里子

編集・ライター・キャリアコーチ

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大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。