【キャリア】あいまいな状態や大きすぎる問いは、具体化してみる
こんにちは。
キャリアコーチの中原絵里子です。
今日のテーマは「あいまいさが人を不安にする」です。
最近、お盆休みもあってその前後がいつもより
なんとなくゆったり、まったりしていて。
締め切りもなかったし、緊張して準備しなければ
いけないようなシーンもなかったせいか、
気が付いたらソファでダラダラとTwitterを眺める、みたいな
ことが続いてしまい・・・。
なぜこんなゆるんでいるんだろう?と考えてみたところ、
「目標があいまいになっている」
ことが原因かなと思い至りました。
今私はやりたいことが3つあって、その優先順位や
直近どこまで到達していたいかといった中間目標、
そこからブレークダウンした行動目標などが
最近ちょっとぼやけてしまっていたんです。
実は一番やりたいしやらなきゃと思っているテーマがかなり重くて、
やり始めたら相当なエネルギーを持っていかれて
ルーティンすら回せなくなるかもしれない。
かなりの時間も必要だけれど、締め切りがあるわけじゃない。
だからそっと気付かないフリをして、周辺のことばかりを
こなしていたから、モヤモヤしていたんだな・・・と改めて腑に落ちました。
人は、あいまいな状態にかなり不安を感じます。
(脳が、とも言えるかもしれません)
「転職するのか、しないのか」といった
大きなテーマに対しても、
きっと同じように「相当なエネルギーと時間をかける必要がある」ことが
わかっているから、なんとなくぐるぐる周りをまわって本丸に踏み込めない、
というのもあるかもしれませんね。
大きすぎる問いも、あいまいな状態と近い
ものがあります。
「転職する方がいいのか?」
という問いは大きすぎて、脳は不安になってしまいます。
そこで、考えるための材料や、論点を細かくしてみましょう。
例えば、
・もし転職した場合の最高のシナリオと最悪のシナリオは?
・転職によって失うもの、減るもの、想定されるリスクは?
・今の職場で得ているもの、守られているもの、これから先期待できることは?
・転職によって今の職場にはないが得られると期待できるものは?
・何があれば、今の迷いを手放せそう?
などと考えていくことで、迷っている点や不安に感じている点、
考えることを避けていた点などをしっかり考えることができるはず。
特に大きすぎたり曖昧な問いはうまく考えられないので、
過度に楽観的になってしまう傾向があるような気がしています
(自分の経験からも)。
なんとかなるだろう、と結論づけるのは、最低限必要な問いに
向き合ってから、にしたいもの。
あいまいだな、と感じたら具体化する。
ぜひ、試してみてくださいね。
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
PAA認定パートナーシップコーチ
中原絵里子
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