20年間「絶対に向いていない」と思っていた個人事業主。でも意外と向いているかもしれないと思う部分
個人事業主になることも考えているけれど、
ずっと会社員として働いてきたから
自分にできるか不安、ということを
口にされる方が多くいらっしゃいます。
私も、「自分には絶対に向いていない」と
思っていました。
でも実際になってみて、
こういう部分は実は向いているのかもしれないな・・・と
感じるところがあるので、参考までにお伝えしますね。
●真面目で責任感が強い性格
ちょいちょいつぶやいていますが、
私は気が小さくて真面目な、昭和の人間(笑)
仕事がいくつも重なってくると、
「期日までに終わるかな・・・」と
不安になって、とにかく早くリストから1つでも消したい!
と思うあまり、着手が早いんです。
早め早めに終わらせて、時間に余白を作っておきたい。
ワーママ歴が長いこともあり、
いつ何時、不測の事態が起こるかわからない、
子供のアクシデントや病気などで仕事ができない日があるかもしれない、
自分の体調不良だってあるかもしれない、
と思うと、とにかく「前倒し」が鉄則。
さらに真面目なので、手を抜くとか遅れるなんてことは
あり得ない。
情報収集や確認作業はしっかり取り、
できるだけベストな品質のものをという「相場観」を持っています。
その結果、編集・ライターとしていつも
「仕事が早くて助かる」と評価をいただけています。
個人事業主にとって信頼は唯一無二の財産。
それを支えてくれるなら、気の小ささも強みと言えるのかも知れません。
●人とコミュニケーションを取ることが好きなこと
編集者の仕事は、人と人をつなぐ仕事。
ライター、デザイナー、カメラマン、イラストレーター、
監修、取材者、校正者・・・様々な方を巻き込んで、誌面作りをしていく仕事です。
だから当然、高いコミュニケーション力が求められます。
声をかけるタイミングや伝え方、背景やストーリーを理解していただけるか。
どうすれば人が動くか、動きたいと思うか。
そうやって相手の反応を敏感にキャッチしながら、
相手の大切にしていることも大切にしながら
より良くしていくために力を貸していただく。
そんなコミュニケーションスキルは、個人事業主こそ
求められるのかもしれません。
人と一緒に仕事をするのがニガテだから個人事業主、ではなく、
むしろ個人だからこそ周りをいかに巻き込めるか、力を貸してもらえるか、
自分の意見を相手に響く形で伝えられるかが重要なのだと思います。
●文章を書くのが苦にならないこと
これはライターに限らず、個人で仕事をする場合、
仕事のやりとりは圧倒的にメール等
テキストを使うシーンが多くなるかと思います。
集客のための告知で文章を書く必要に
迫られることも多いですし、
ホームページやチラシなどを作る場合も、
どうしても自分で言語化しなければ伝わらないシーンがあります。
対人サービスでフリーランスになった方も
文章を書くのが苦痛で悩んでいる声はよく伺います。
今は音声サービスやライブも増えてきているので
書くにはニガテだけれどしゃべるのは得意という人に
合った集客ツールもありますが、
残るのはやはり文字。
書くことが苦にならないというのは
アドバンテージなんだな、と
フリーランスになって実感しました。
++++
20年間「自分に個人事業主は無理だ」と固く信じていた私でも、
なってみたら案外向いている部分もあるのだなとわかってきました。
(もちろん、やっぱり向いていないと思う部分もたくさんあります)
働き方を変えるなんて自分には無理だ、というのは
もしかしたら自分が勝手に決めただけの思い込みかもしれません。
一度その思い込みから離れて、「本当に?」と
考えてみても。
そのお手伝いができたら嬉しいです。
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