【キャリア】理想の自分と仮想の自分と現実の自分の差を測るには
こんにちは。
キャリアコーチの中原絵里子です。
昨日、大学受験生の長男と話していて、
彼が面白い話をしてくれました。
受験生である自分には3種類の自分がいる。
まず「理想の自分」(または無双の自分)。
これは「ここまでたどり着きたい、ありたい自分」のこと。
目標としていた大学を、受験勉強を始めたころは
低めに設定していたのが、
勉強を進めるにつれて
ここに行きたい、ここもめざせるんじゃないか・・・と
上がってきているんだそう。
2つ目が,
今の自分はこれぐらいのレベル
なんじゃないかという「仮想の自分」。
数学はかなり力を入れてきたから、
共通テスト模試だったらこれぐらいは取れるだろう。
この問題集はもう理解できただろう、
みたいな見積もりのこと。
そして3つ目が、
実際のリアルな「現実の自分」。
思ったより現代文が取れた、
物理はもっといけると思ったのに、
みたいな結果で示されるまごうことなき
今ここの自分。
彼いわく、同い年のかなりの人数が
同じことに取り組んでいて、過程も結果も
すべて数字で表れる。
これほど自分の成長を実感できる経験もないから
面白い、と。
(いや~、あんなに勉強を嫌がっていた彼が、
まさか勉強を面白いと言う日が来るなんて!)
私はそれを聞きながら、
「理想の自分」「仮想の自分」「現実の自分」を
うまく客観視できないから、キャリアを考えるのが
難しいのかも・・・と感じました。
3つとも、変化するもの。
理想が上がれば、
仮想の自分が「こんなんじゃ足りない!」と下がったり。
仮想の自分を甘く見積もっていたら、
現実の自分とギャップができてたり。
でも、受験生は模試や得点率で明確に
数値化されるけれど、
社会人となるとなかなか
自分の能力や功績すべてが
客観的に評価できるわけじゃないし、
そもそも周りとやっていることが同じじゃないから
比べられないですよね。
(人事評価もその年の会社の業績の影響を受けたりしますし)
私も、長男の話を聞きながら、
自分に置き換えて考えると、
理想の自分は明確に描いている。
でも自分が今ここの「自分」として
捉えているのは果たして「仮想の自分」なのか
「現実の自分」なのかどっちだろう・・・?
というところから、考え込んでしまいました。
何を軸に、自分を測るか。
甘くゆるく見積もりすぎてもだめだし、
「自分なんか」と小さく見積もりすぎるのも
よくない。
できるだけ誤差なくつかめるといいですよね。
その基準として何が適切なのかは、
(受験勉強と違って)自分にしかわからない。
比べるべきは過去の自分であり、
自分が積み重ねてきた行動の
結果で測るしかないんじゃないかな、と思っています。
あなたはどんな風に捉えていますか?
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
PAA認定パートナーシップコーチ
中原絵里子
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