個人事業主として働く人ほど、学んでほしいこと

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フリーランスとして働き始めて、2年半経ちました。

 

自分に合っていると感じるところと、

合っていないなと感じるところの両方があります。

 

 

先日、ある企業様のお手伝いで、

複数企業に相見積もりを取るという仕事を請け負いました。

 

 

いつもはのんびりマイペースに作業している私ですが、

この時は毎日たくさんのメールを送り、打ち合わせの日時を調整し、

1日2社とミーティングすることがあったり、

その前後に資料のやり取りや確認事項をフォローしたりと

「今交感神経ONになってるな」という時間がぎゅうぎゅうに詰まっていて。

 

 

こういう時間が嫌いじゃない、と感じていました。

 

 

自分がカイシャの一部として、うまく歯車を回せるか。

コミュニケーションを潤滑油としながら、

お互いの最適解に近づくように交渉しながら、ぐるぐる回る感じ。

 

 

企業やチームで働いていると、常に「相手」が側にいます。

それはストレスにもなり得ますが、

エネルギーにもなります。

 

 

 

 

でも個人で働いていると、仕事をするうえで

会話の相手はほとんどが自分。

 

あれこれ手を尽くしてもうまくいかない時も、

ちょっとビビってしまうようなチャンスを前にした時も、

ミスをして落ち込む時も、

 

常にどんな声かけをして、どんな問いにどんな答えを出すかは

自分が相手。

 

 

コミュニケーションの相手が自分だけだと、

バイアスがかかったり、軌道がゆがんだりしやすいし

そのことに気づきにくいというリスクがあります。

 

「もうダメだ、きっと向いていないんだ」

 

「何をやってもうまくいかない自分に比べて、あの人は・・・」

 

「私なんかに、こんな大きな仕事ができるわけがない。

やってみたいけれど、失敗して相手に迷惑をかけるわけにいかないし」

 

 

そんな風に極端になったり、

一部分しか見ないで判断しようとしていたり、

人とムダに比べて落ち込んだりしてしまいやすい。

 

 

ネガティブな状態じゃない時も、

いかに自分を励まし、ドライブをかけていくか、

落ち込んで自信をなくしそうな時に踏みとどまらせるかも、

自分にかかっている。

 

 

会社員のころは、通りがかりに同僚が

「すごいじゃん、いいね」

と声をかけてくれたり、

上司が仕事を任せてくれたりと、

思考や気分の方向を変えてくれるような

外からの刺激がありました。

 

 

フリーランスのライターやデザイナーなど

自分と向き合い、自分のアウトプットと

向き合い続ける仕事をする人ほど、

自分とのコミュニケーションを意識する必要があると思います。

 

 

自分で自分を傷つけないように。

自分で自分を応援し続けられるように。

コミュニケーションを学ぶことは、

自分を守ることなのだと思います。

 

 

 

  

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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