海外赴任に帯同。自分のキャリアをどう捉えるか

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家族の海外赴任が決まり、思いがけずにキャリアを大きく方向転換する必要に迫られるシーンは、今後ますます増えるかもしれません。

マーケットを日本限定にするのではなく、海外で勝負していかないと先細りという業界が多くなっていくはずですから。

そうなると、悩ましいのが自分のキャリア。
海外に住んでみたいからと会社を退職して帯同したものの、海外赴任は2年または3年で帰国するケースが多い。

限られた期間の海外での生活をどう過ごしたいのか。
戻った後、どうするのか。

はてしなく悩まざるを得ないテーマですよね。

せっかくの機会。得難い経験。
だからこそ、価値ある時間にしたいし、日本にいたらできないことをたくさんやっておきたい。

でも、2年間キャリアを足踏みさせることに不安はある。
日本に戻った後、自分に居場所はあるのだろうか。このまま仕事をしないまま過ごす人生は、経済的な意味でも難しい。
そういう悩みを周りの方からもよく耳にします。

帰国後、労働市場で自分に市場価値はあるのだろうか。
この2年間が壮大なキリギリス生活で、日本に帰った途端に途方に暮れるんじゃなかろうか。

そう考えたらめちゃくちゃ不安ですよね。

でも、私はこの不安が襲ってきそうになったら、なるべく前向きにあきらめる方向に持っていくようにしています。

まあ、考えてもしょうがない。
コーチングにしてもライターとしても、来月、来年自分に仕事の依頼があるかどうかわからないなんて、日本にいる時と同じだし。

チャンスの波がやってくる頻度や確率が、日本にいるより低くなっただけで、ゼロではないはず。

だからどれだけ小さくてもリスクがあっても、波が来たらひとまず乗ってみる。
そしてその波を大切に、楽しむ。

どうせ、キャリアの8割は偶然なんだから、
一つずつの波とていねいに誠実に向き合ったら、あとは運を天に任せるしかない。

会社勤めだとしても、先行きなんてどこもわかりません。
来年会社が変わらずに確実に存在しているとは、どんな会社でも言い切れない。

だから前提が大きく変わったとしても、最低限何ができていれば満足なのか、
何ができていたら自分は幸せを感じられるのか。
どのぐらい稼げていたら生きていけるのか。

そんな風に「環境が変わらないこと」を前提にしない、ミニマムのキャリアビジョンを持っておくことが大事なのかなと思っています。

そしてその実現のために、あがくこと。動くだけじゃ足りなくて、あがく。

カフェでくよくよとノートに思いをつづっているだけじゃだめなんです。遠回りでもいいから、何かしないとね。(これ、私に言ってます)

そんなわけで! 久しぶりにコーチングの募集をしたいと思います。
こんな方に特におすすめです。

・環境が大きく変わらないことを前提にしないキャリアを考えたい
・海外赴任に帯同中またはこれから行く予定で、とにかく不安
・急に会社を辞めることになった、大きく働き方が変わる見込みなど、環境変化を前に今後のことを考えて行動したい
・これから先のことを考えると漠然と不安。何がやりたいのか、どうなると満足なのかを誰かに伴走してもらいながら決めたい

コーチングは目的を持って、第三者と話しながら頭の中や心を整理し、行動目標を決めていくもの。
どのぐらいの頻度で、どのぐらいの期間、どんな風に進めていくのがよいのかは目的によっても変わりますので、気軽にご相談ください。
(30分無料相談の申し込みはこちらから)

まずは相性を確かめたいという場合は、体験セッションがおすすめです。

ロンドン在住のため、日本時間17時以降でオンラインでの実施となります。

トラストコーチングスクールライティングコーチも随時受け付けています。

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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