ワーキングマザーだから子供に教えられること
まだ子供が小さいころは私も夫も仕事が忙しくて
毎日が綱渡りでした。
夫は基本的に毎日ほぼ終電で、家事は全くできない人。
実家は名古屋と神戸。
仕事はフルタイムの編集者で、プロジェクトリーダーを任せていただいたりと
それなりに責任ある立場でもありました。
定時時間内に終わらなくて持ち帰ることもしばしばで、
帰宅後猛ダッシュで作った夜ご飯を子供たちに食べさせたら
すぐにまたパソコンを開いたり、ゲラを取り出して赤入れしたり。
常にバッグの中には書類が大量に入っていて
(そもそも定時ダッシュする時に持ち帰る仕事を仕分けする余裕もなかった)、
一つずつステイタスを「済」にすることで安堵していました。
それと同時に、終わらない家事。
子供たちの話をゆっくり聞いてあげたり、
おもちゃで一緒に遊んであげたりする余裕などとうていなく、
テレビと兄妹同士で相手をしてもらっていました。
あんなに必死でなんとか回そうとしていたのに、
当時はそんな自分を、しばしば責めていました。
「こんなに仕事ばっかりして、子供たちに可哀そうな思いをさせている」
「こんなにかわいい盛りを見過ごしてばかりで、いつか後悔するかもしれない」
「仕事にかまけて子供たちに手をかけてあげられなくて、いつかツケが回ってくるかも」
本当にやるべきことは子供と向き合うことであり、
それを仕事を言い訳にして後回しにしているような
気持ちだったんだろう、と思います。
本当に逃げだったり、自己中心的なワガママで
仕事にかまけているのであれば子供は切ないだろうけれど、
「自分のママを必要としている人が、世の中に他にもいるんだ」
と知ることは、子供にとっても誇らしいことだと思います。
そりゃちょっとは寂しいですが。
私は親として、子供に「頑張らなくちゃいけない時に頑張れる人間」になってほしい。
だから、自分もちゃんとしっかり頑張っている姿を見せたいと思っています。
眠くても、やる気がなくても、上司に怒られても、
「しゃーない、また頑張るか!」
と向かっていく姿を見て、自分もやらなきゃと思える。
そういう時に自分を奮い立たせる術を、見て学ぶことが出来る。
それはとても価値ある、生きるために必要なスキルなんだと思っています。
愛情は一緒にいる時間に比例するわけじゃない。
胸を張って、それぞれの時間、それぞれに全力で愛を傾ければいい。
そしてワーママ歴17年目ですが、今のところ、
ツケが回ってきたと思ったことはないということをお伝えしておきます(笑)
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
https://www.erikonakahara.com/index.html
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