【キャリア】今後のキャリアを決める基準は1つじゃない
こんにちは、キャリアコーチの中原です。
転職しようか、異動希望を出そうか、
フリーランスになって独立しようか・・・と
今後のキャリアを考える時に、
何を大事にすればいいのか。
「好きなことを仕事に」
「得意なことを武器に」
「パーパスが何より大事」
など、書店で本を手に取ってみても
様々な意見を目にするんじゃないかと思います。
いったい何を基準に選べばいいのか、
迷ってしまいますよね。
でも、「好きなこと」「得意なこと」「やりがい・使命」
「条件」など、様々な基準のうち、何を判断基準に
決めるのかなんて、1つに絞る必要はないと私は思っています。
複数の基準がマーブル状にまだらに存在していて、
その面積や濃さが人によって違うだけ。
むしろ「これだけにこだわって、他はどうでもいい」
と絞り込みすぎると視野が狭まって、
あとから「思っていたのと違った」
「こんなはずじゃなかった」と後悔することに
なりかねません。
例えば、会社の理念に共感したけれど、好きなことか、
得意なことを生かせるかどうかわからない。
でもやっていくうちに好きになってくるかもしれないし、
夢中でやっているうちに得意になるかもしれません。
私も、情報誌の編集者として配属された時、
「これがやりたい!」と希望した部署だったので嬉しかったのですが
クリエイティブなセンスがまるでないことを自覚していたので
付いていけるか、かなり不安でした。
でも、やりたいことだったからたくさん勉強しましたし、
ダメだしされても繰り返し企画を出し、レイアウト案を書き、
その中でも「言語化は得意だ」と自覚していって、
コピーには少し自信を持って取り組めるようになって・・・
と、なんとかかじりついていくうちに自分なりの強みを持った
編集者として、やっていくことが出来るようになりました。
「好きなこと」を大事に、キャリアを考える。
それが自分の「軸」だとしても、他を考えなくていいわけじゃない。
当たり前のようで、意外と当事者になると見落としてしまいがちなので
意識してみてくださいね。
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子