あえて口にする言葉

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3人の子供たちの子育てをしていくうえで、

声掛けは大切にしています。

 

 

ワーキングマザーとして時間も心の余裕もない中、

例えば横について勉強を見てあげるとか、

辛抱強く積み木やレゴに付き合うとか、ということは

出来ないと早々に手放し、

勉強を見るのは週末の夫の役割、

遊びは子供同士、きょうだいで完結してもらうように依頼。

 

 

ちなみに夫は家事は本当にまったくもって!やらない人で

あまりにやらないので自分が食べた食器を洗い場に下げてくれるだけで

拍手してしまうほどの戦力外(笑)

 

 

が、子供が勉強している時は横に付き添って、一緒に問題を読み、

この勉強をすることがこの先何につながるのか話し(中3の娘の数学だと、

高校数学でこういうシーンで必要になってくるよ、など)、

問題を解く過程をじっと見守って、答え合わせを手伝う。

 

次男の音読は、まずタイトルを聞いてどんなテーマなのか質問し、

作者についてどんな人なのか聞き、音読をしっかり一字一句聞いて、

終わった後に内容を理解しているか質問するなど、

ちょっとした家庭教師ばりのサポートをします。

 

完璧主義の彼にとって「やる」とはそのレベルでやることなので、

家事をやるといったらシンクやコンロ周りまでピカピカにしたり、

最も効率的に風が通る配置を考えながら洗濯物を干す・・・みたいなレベルを

求めちゃうから、手を出さないんでしょうね。

やってくれて全然いいんだけど(笑)

 

 

私は日々の食事の支度、後片付け、洗濯、掃除、宿題や提出物の管理・・・といった

雑事全般を一手に引き受け、

しかも夫はコロナ前まで平日はほぼ終電&両親は遠方(神戸)だったので

ほぼワンオペ。

 

子育てに手をかけられない分、必要なことは言葉にすると決めていました。

 

特にうざがられても絶対に言うことにしていたのは、安全面。

子供に関してはすぐに最悪の状況を想像してしまってブルブル震えるタイプなので、

通学や友達の家に自転車で遊びに行く、習い事に行くなど、

子供を見送る時には出来るだけ玄関から出るところを見送りながら、

 

「ぜったいに車には気を付けること。

あなたたちに何かあったらママは生きていけないんだから、

ママのためにも自分の身はしっかり自分で守ってよ!」

 

みたいなことを伝えていました(後半は、たま~にですよ、毎回じゃなく)。

 

細かいところにあれこれ指示はしないけれど、

事故にだけは細心の注意を払うことを常に意識させる。

 

そして、あなたたちがもしもケガをしたり、痛い思い、辛い思いをするようなことがあったら

どれだけつらいか、悲しむかということを、わかっているだろうけれどあえて言語化する。

 

 

あなたたちを、愛している。

 

 

この言葉を、受け取りやすいシーンで、受け取りやすい表現で言葉にする

どれだけ忙しくて手がかけられなくても、

子供たちがそこだけは絶対に疑う余地がないと思えるように。

それが彼らが留守番で少し寂しくても、母が持ち帰り残業で一緒に寝られなくても、

心の中にいつもある安全基地になれば、と思ってやってきました。

 

 

 

逆に、あえて言葉にしない方がいいこともたくさんあるのだと思います。

 

 

時間に追われるワーママはつい効率を求めてしまうし、

急かしたり、答えを与えようとしてしまうこともあるけれど

待てる時は待つ

 

つい決めつけてしまいそうになっても、ぐっとこらえて話させてみると、

思いもよらない答えが返ってくることもたくさんありました。

 

そういう時、ああ、私のお腹から生まれてきたけれど、別の人間なのだな、と

実感します。

 

小さくても、母親とは別の人格と別の思考を持った、独立した存在

 

決めつけてしまうのはもったいない。

「へー!そんなことを考えてるんだ」という驚きを味わえると、

もっと彼らとの会話を楽しめたり、次の行動にワクワクできたりします。

 

 

とはいえ、待てずに手を出してしまうこともたくさんあります。

昔「トーストにバターを塗ってあげる妻」と友人に笑われていましたが、

今は長男のトーストに「熱いうちに塗らないとおいしくないから」とせっせとバターと

コメダのあんこを塗ってしまうレベルで、手が出るタイプです(笑)

 

 

あまり神経質にならなくてもいいとは思いますが、

先回りしすぎず、見守ったほうがいいこと、

あえて言葉にしたほうがいいことを少しでも意識して

声掛けをしていけるといいなと思います。

 

 

 

 

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子

https://www.erikonakahara.com/index.html

 

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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