子供にも守らなきゃいけないものはある

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我が家の次男は現在9歳。

 

産まれた時こそ約3500グラムとまあまあ標準的な体重だったものの、

そこからぐんぐん増えて、生後1か月からは一度も成長曲線の内側に収まったことが

ありません。

5か月で10キロ。バンボチェアに足が入りませんでした。

 

妊娠中や授乳中に欲しくなる食べ物は、3人とも違っていて、

例えば長男の時はやたら食パンが食べたくなり、炭水化物ばかり

摂っていましたが、

次男の時はがっつりしたものが欲しくなって

トンカツだとか唐揚げだとか、肉!なものを食べていました。

(なぜかこれまで全く受け付けなかったキムチが急に食べられるようになったし)

 

次男の体重が増えるのは私の母乳のカロリーが高いから・・・?

と思いながらも、とにかく体力が落ちないようにということと、あまり神経質に

なりすぎず、最後の育児はとことん楽しむ!と決めていたので

心の赴くままに、食べたいものを食べ、欲しがるだけ母乳を与えていました。

 

3人目の子供はもう半分孫のようなもので、

座っているだけでかわいい、寝転んでいてもかわいい、

抱っこしてもおんぶしても嬉しい、とぷくぷくしているのを

むしろ喜んでいたんですが。

 

 

クラスで「デブ」と言われるんだそうです。

 

 

その影響もあって、

 

「これはカロリーが高いから食べたいけど食べちゃだめだ」

と9歳にしてダイエットを自分に強いることになり、

 

「俺重いからな」「太ってるからさ」という自己認識を

持たせてしまっていることに気付いて、ショックでした。

 

もしかして私の子育てが緩すぎたから?

母乳をしっかり出さなきゃ、長男や長女の時より若くないんだからと

ご飯を食べすぎたから?

もう少し食事やおやつの管理を厳しくした方がよかった?

 

これまでの子育てを振り返って、冷や汗をかく思い。

かわいいかわいいと、無責任に好き放題食べさせてきたことが

今彼を傷つけているのかもしれない、と思うと。

 

でも、身長が136センチあり、ローレル指数を計算すると、

142と「ふつう」と診断されます。

 

ハンドボールをしていて、筋肉もしっかりついているし、

ソフトボール投げは小1で18メートル飛ばすくらい肩も強い。

ブヨブヨしているわけでもないし、今は成長段階で横につくタイミングなだけ。

 

冷静に分析して、決して病的に太っているわけではないのだから

私がくよくよしたり動揺したりしたら、きっと彼は「やっぱり」と思ってしまう。

 

そこで、

 

・からかわれたら嫌だ!言うな!とハッキリ伝える。

・それでも辞めなかったら、嫌だという気持ちが伝わるまで言うか、

先生に相談する。

・ママは今のままのあなたがいいと思っている。周りが何と言ってきても

無視していい。俺はデブじゃないと思っていればいい。

 

ということを伝えました。

 

そのやりとりを横で聞いていた長男が、

 

次言われたら、殴れ

小学生は言葉でいってもわからないから。

それぐらい嫌なんだって態度で示さないと伝わらない」

と言ってきました。

 

 

小学生の男子は、言葉で言ってもわからない。

女子は、もっと伝わらない。

周りや大人(先生や自分の親など)を巻き込んで

自分たちは悪くないと主張してくるから、もっとたちが悪い。

ドラクエで魔女に出会ってしまったみたいなもんだと思って、

まともに戦おうとするな。

 

そういったアドバイスをしているのを聞いて、

本当にしんどい時には、親の「正しいこと」「まっとうなこと」より、

どう折り合いをつけるのか、どう戦えばいいのかという

攻略法や戦闘法を教えてもらえる方が、

気持ちが楽になるのかもしれないな、と思いました。

 

そういえば長男も友達を殴ったと、先生から電話があったこと、あったな。

あの時彼は、自分のプライドを守るために戦ったんだな。

そう思ったら、頭ごなしに怒っちゃだめですよね。

 

彼らは彼らの居場所で、日々自分の守るべきものを

守るために戦っている。

 

親は、そのことを「知っている」ことが大事。

 

 

必要としている時はきちんと話を聞いて、

あなたのことが大切だよ、あなたのことが大好きだよ、と

ちゃんと言葉にして伝えてあげることが絶対に必要なシーンがある。

 

そのタイミングだけは逃しちゃいけないな、と改めて気を引き締める思いでした。

 

 

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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