ワーキングマザーが育休中に学んでおきたいこと
育休中をどう過ごすか。
何を学んだり、どんなスキルを身に着けるべきなのか。
ワーママでなくても一度は考えたことがあるのではないかと思います。
これまでも「育休中に資格を取得しておきたくて」と
コーチングを受講してくださった方もいらっしゃいましたし、
私は3人子供がいるので、3度その問いにぶつかりました。
一人目の育休中はあまりにもぼんやりと
本能のままに赤ちゃんとぼーーーっと過ごしていたせいで、
まっったく頭が働かなくなり(ホルモンの影響などもあるのだそうですが)、
復帰してしばらくはビジネス文書が全然読めなくなって焦りました。
その反省に立って、2人目の時は少しは頭を動かそうと考えて
よく寝る子だったのでそのすきに資格の勉強をしたり
検定を受けたりしていました。
その時何を学ぶのか選んだ基準は、
復帰したらインプットするまとまった時間が
なかなか取れないだろうけれど、不安がある専門知識。
当時編集者だったので、著作権や個人情報の取り扱いなどについて勉強しました。
でもなぜあんなにも「今のうちに勉強しなきゃ!資格を取っておかなきゃ!」
と思っていたのかと考えると、
「子どもがいてもあなたにいてほしい、いなくなると困ると
思われる存在でいたかったから」
なのかな、と思います。
もし今の部署がハードすぎて子育てとの両立が難しいと感じても
潰しがきくようにしておきたい。
もしくは、多少ペースダウンさせてでもあいつはこの部署に置いておきたいと
思われるようにしておきたい。
そんな「身を守りたい」欲が私を学びに駆り立てたのかな・・・と。
その時は必死だったし、結果的に学んだ知識が
役立つシーンもたくさんありましたが、
今あの時の自分にアドバイスをするとしたら、
「いなくなると困る存在がいたらいけないのがサラリーマン。
会社に依存しなくても選択肢を
広げられる学びや行動をしておくといいよ」
ということなのかな・・・と。
誰かがいなくなったらその時は困るけれど、ちゃんと穴埋めをして
仕事がきちんと回っていくようなシステムが会社という組織。
むしろ個人に依存していたら会社としてはリスクが高いわけですよね。
そうじゃなくて、この部署、この会社じゃなくても、
こんな働き方、こんな会社への転職も出来る私なんだ、
と思えるかどうかが、一番の安心につながる。
もちろん一番の武器はこれまでの経験や仕事で得たスキル、知識などですが、
そこに何をかけ合わせたらよりパワーアップするのか、
自分の市場価値が上がりそうか。
かつ、その仕事をやりたいと思えるか、その冷静な見極めが大切です。
ワーキングマザーのセカンドキャリアの考え方については
またゆっくりお話したいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あなたは自分のために、どんな学びをしたいと思いましたか?
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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