大きな意思決定に迷う時、誰に相談しますか？
ericoach1
コーチング×ライター 中原絵里子
「なんで私ばっかり」から少しだけ楽になるための問い
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「なんで私ばっかり・・・」
って思ってしまうこと、ありますよね。
私も働いているのに、なんで夫はソファでゴロゴロしていて
私は食器を洗ったり洗濯物を片付けたりしてるんだろう。
私も片付けてしまいたい急ぎの仕事があるのに、
お迎え時間だからあきらめてダッシュしてきた。
夫は好きなだけ仕事に打ち込めて、仕事に集中できてズルい。
そんなモヤモヤ、働く女性なら一度は感じたことが
あるのではないでしょうか。
わが家の夫は、本当に全く家事をしません。
自分が食べた食器すら下げない。
靴下を脱ぐ場所も自由。
食事当番どころか、炊飯器の使い方もわからない。
唯一作れるのはインスタントラーメンだけ。
もう結婚して丸18年以上経ちますから、
今更生活習慣を変えさせるなんて無理。
文句を言ってものれんに腕押しなので、
あきらめて自分のと一緒に夫の食器を下げ、
靴下を捜索して洗濯機に入れ、
ナイターを見る姿を横目に食器を洗って洗濯物をたたみます。
心は無ですよ、無（笑）
でも、そんな時どうやってできるだけ
心を整えているかというと、
「本当に私ばっかりなのか」と疑うようにする。
これです。
私も同じように、夫が家族のためにしてくれている
ことで気づいていないことや、
気づいていても当然とばかりに流していることが
あるんじゃないか？と考えるんです。
例えば家のことにしても、
家事ってマイナスのことをゼロに戻す作業が多いから
やった本人以外は気づきにくいんですよね。
汚れていたトイレを洗ってくれた。
ゴミ箱のふたが汚れていたのを拭きとってくれた。
子供がぐちゃぐちゃにしていた本棚を元に戻してくれた。
仮に夫がこんなことをやってくれていたとしても、
私は本当に気づけているかな？
他にも、面倒な保険やインターネット環境などを
たくさんの業者の中からどれにするか情報を集めて
比較して決めて申し込む、みたいなことは、
当然のごとく夫がやってくれています。
子供にそろそろこんな経験もさせておいた方がいいんじゃないか、
と考えて旅行のプランを立て、
宿と交通手段を手配して連れていってきたり、
(今はコロナだからやれていませんが）
休日は子供の横に座って勉強を見てくれることも。
私は本当にただ座っているだけですが、
彼は本文を読ませ、問題を一緒に考え、ヒントを出し、
他にこんな解き方もあるとか、これがこの後何につながるのかとか
説明したりと、めちゃくちゃみっちり付き合っています。
子供の成長や心身の健康状態をとても
気にして、私が気づかなかった変化やアラームに
気づいてくれたりもします。
特に父親と母親に対して態度が変わってくる思春期には
違う視点で見てくれる存在は、ありがたいもの。
そして何より、これからあと20年は
「稼ぎ続けなければならない」プレッシャーと
ずっと戦ってくれている。
家のローンもまだまだ、まだまだある。
子供は3人いて、教育費はこれからが本番。
体力は衰えてきているけれど、責任は増すばかり。
弱音を吐きたくなることも、
会社を辞めてしまたくなることも、きっとある。
それでも、働き続けてくれている。
それって当たり前のことじゃないんですよね。
私は会社を辞めてしまったので、特にそう思います。
特に今、コロナ禍で夫はここ1年半ほどずっと在宅勤務なので、
「なんで私ばっかり」と思うことは1日100回ぐらいありますが（笑）、
それでも、
「本当に私ばっかり？」
と考えて、ありがとうの気持ちは持ち続けたいな、と
思っています。
気持ちは、ね。
失敗することももちろんいっぱいありますが、
100回文句を浴びせる事態は避けられています。
結局、人は変えられない。家族であっても。
だから、自分の考え方や捉え方を変えるのが
結局は一番楽なんですよね。
ご参考になれば。
キャリアコーチ
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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ABOUT ME
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
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