何に厳しくありたいか

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「最初は厳しい人だと思っていました」

 

 

会社員だったころ、異動や退社などをしていく同僚や後輩などから、

小さなメッセージカードをもらう時に、こんな枕詞が書かれていることが

けっこうありました。

 

「でも、一緒に仕事をしていくにつれて、だんだん絵里子さんは

ただ怖い人というわけじゃなくて、高校生のことを一番に考えて

こだわっているから、人一倍アウトプットに厳しいだけで、

本当はすごく優しい人なんだ、ということがわかってきました」

 

 

そんな風に言ってくれると、本当に嬉しい。

 

 

私は自分には甘いし弱いですが、モノづくりには妥協せず、

厳しくするようにしていました。

(以前記事にした「Tさん」の影響もあり・・・)

 

私たちが記事をお届けしているのは、高校生。

とりわけ進路や大学入試情報をお届けするときは、万が一ミスがあると

人生を狂わせかねないんです。

 

 

例えば英語、国語、世界史or日本史or地理で受験できると思っていたのに

数学も必須だった、とか、この大学のこの学部では小学校の教員免許も

取れると書いてあったのに、実際は取得できない、とか・・・・

 

 

そんなことがあったら、取り返しがつかない。

だから本当に何度も何度も確認する工程があります。

 

 

マスメディアでは、読者に直接ご説明することはできない。

読んだままの情報で、理解して行動してもらわないといけないから、

合格のために何をすればいいのかという勉強法の記事でも、

 

 

「この書き方でやるべきことに迷わないか」

「だれが読んでも同じことを想像できるか」

 

 

といった観点で読んで、自分が読んでもわからなかったら

高校生もわからないと判断して、真っ赤に赤入れしたりしていました。

 

 

それが時には厳しいと映ることもあったようですが、

校了する頃には「とても勉強になりました」

「高校生のために、わかりやすい表現ってこういうことなんですね」

とキラキラした顔で話してくれるようになっていて。

 

やっぱりみんな、お客様ファーストで仕事をしたいんだ、と思います。

 

 

自分の作ったものが、だれかの役に立っている、

だれかを応援することができると信じたい。

だれかの第一志望合格につながっていると、信じたい。

 

 

だから、そのためだったらオツボネに多少厳しく赤入れされて書き直しの

憂き目にあっても頑張れる。

 

これが自分の好みや、会社の都合で調整されられていたら、

全然モチベーションは違うと思うんです。

 

 

誌面を通してのコミュニケーションは、お客様との距離はとっても遠いけれど、

時に忘れられないぐらいの印象を残すこともある。

 

「この記事を読んで、自分の進路を真剣に考えることができました」

といった嬉しいお声をいただくこともあれば、

 

それこそ何年も経ってから、「自分が高校生の時に読んだあの誌面が

忘れられなくてもう一度読みたいのですが」なんていうお手紙をいただく

こともあります。

 

メッセージを発信するからには、責任を持って。

それはブログも同じですね。

 

読んでくださっている皆さんと信頼関係を築けるような、自分の文章にも

厳しくあれる私でありたいと思います。

 

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

 

中原絵里子

 

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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