ライターの定義
先日、所属しているコーチングスクールのオンライン講座で、
「ライティング」をテーマに講師を務めさせていただきました。
※「トラストイーカレッジ」はトラストコーチングスクール認定コーチが、コーチとして学び続けるための有料のオンライン講座です。
ライティングの技術を教えるのではなく、
ライティングについてみんなで考える機会にしたくて、
4つの質問を用意しました。
その中で最後に問いかけたのが、
メルマガでもテーマの1つにさせてもらっている、
「あなたにとって書けるとは?」
というもの。
一人ひとりそれぞれの「書ける」のゴール設定があって、
私も非常~に勉強になりました。
ここからさらに、じゃあ「ライター」とは
何をもってライターと定義するのか?
というテーマについても考えたくなりました。
「プロのライター」と紹介されることもありますが、
正直自分に文才があるとか、
文章力に秀でているなんて、一切思いません。
むしろライターとしての弱みもニガテも十分すぎるくらいわかっていて、
落ち込んだり情けなくなったりすることもしばしば。
ブログやSNSの投稿も「ライターのくせにたいして面白くもない記事だって思われるだろうなあ」なんて、投稿ボタンを押すのを躊躇してばかりの毎日です。
それでも自分は「ライター」だと思うのは、
「お金とオーダーをいただいて書く」ことを生業として
生きていくと覚悟を決めたから。
ライターって資格仕事じゃないから、
いつから自分がライターになったのかというのもあいまいですが、
資格仕事、例えば弁護士とか税理士だって、
資格を取ったら即プロかっていうとそんなことはなくて、
そこから下積みを重ねて、少しずつできることを増やしていくわけですよね。
でも、お金をもらっている以上、「プロ」になりきって、
今できる精一杯で、できることを誠実にやりきる必要はある。
「親」だって、そう。
産んだらすぐお母さんかというと、そうじゃない。
(私は今でも、長男を産んですぐの頃に、
泣きじゃくる長男を実母に、
『抱っこが下手くそねえ、貸してごらん』
と取り上げられたことを覚えています。
悔しかったけれど、母に抱っこされたらすぐに泣き止んだのを見て、
私はまだ実績不足なんだと納得しました)
オロオロしながら、泣かせちゃったりしながら、
あれこれ試行錯誤して、後悔や反省もして、
少しずつ親になっていく。
未熟かもしれないけれど、
だからといって「まだなりたてだから育てられなくても仕方ないじゃん?」なんて開き直ってたらダメですよね。
最初は「フリ」かもしれないけど、
やりながらできるようになっていくしかない。
それと同じで、ライターも、
書くことでしか書けるようになっていかないのだと思うんです。
真っ赤に赤入れされたり、
お蔵入りにされたり、
次回の依頼がなくて凹んだりしながら、
どうしたら次はもう少しいい原稿が書けるだろう?と
工夫したり勉強したりしながら、
少しずつライターになっていく。
そういう生き方を続けていくと覚悟を決めて
行動を続けられたら、もうライターなんじゃないかな。
まだまだだろうが、ヘタだろうが、
ちょっとずつでも成長して、少しでもマシな原稿が書けるように、
オーダーに応える努力を続けていれば、ライターなんだ。
そう思います。
だから、ライターになりたいなら、
四の五の言わずに、いっぱい書くことをオススメしたいです。
こんなテーマで、こんな文体で、
自分は書くことができる人間だ。
だから任せてもらえたらきっと応えられる。
そう胸を張って言えて、ほらって差し出せるように、
ブログでもnoteでも何でもいいから、
書いて世に出していく。
そうすることできっと覚悟も決まるんじゃないかなって思います。
どんどん書いていきましょう♪
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