「続かない」にどう対処すればいい?

ericoach1

白状しますが、私、コーチのくせに「続かない」人です。

先日取り組み始めた「#1か月書くチャレンジ」(『書く習慣』という書籍で提案されている1か月決められたテーマで毎日投稿するもの)も7日で気づいたら終わっていました(汗)

 

書くこと自体全然苦にならないから全く無理はしてないのに、続かない。

 

 

(コーチングは目標に向けた行動を強化し実現に向けて伴走するもので、
コーチ仲間には「日記を始めて5年間、1日も欠かさず書いてます」とか

「やると決めたことを手帳に書き出して毎日記録をつけています。もう6年目」

みたいな継続力ハンパないって!みたいな方がたくさんいるんです)

 

 

このままだと「コーチとして向いてないんじゃないかループ」にまた陥るので、

その前に原因と対処法を考えてみたいと思います。

 

 

 

○原因

・「忘れる」から

「1か月書くチャレンジ」が続かなかったのは、これが主な要因かと。
Twitterは毎日2~3ツイートはつぶやいていて習慣化されているけれど「チャレンジしている」ということを忘れてしまってた。
なので私の場合「人に公言する」ことは、あんまり強制力にはならないようです(1か月続けると公言したことすら忘れた)。

・自分のためには頑張れないから

強化したい行動の動機付けがマッチしていないと、当然動きません。
私の場合「毎日決まったテーマで書く」という行動は、

自分を動かす動機付けにならなかったか、

あるいはその行動の意味を深く考え切れていなかったのかも。

 

私の場合は「誰かのため」の方が強い動機付けになるので、

無理矢理にでもそっちに繋げていたらもう少し続いたかもしれません。

 

 

じゃあどうすれば続けられるようになるんだろう・・・に対して、私が思いつく対処法はこの2つ。

 

○対処法

 

・続けたいことを絞る

人が記憶していられるのは7個までだといいますが、

実際のところせいぜい3つまでだと思います。

それでなくても仕事に家事に育児に、やらなきゃいけないこと、覚えていなければいけないことはいっぱいある(だから毎日「ケチャップを買う」というタスクを忘れる)。

なので、新しく習慣化したい行動は期間中1つに絞る。

これだけでも忘れるリスクは軽減できるかも。

その上で、その1つだけは絶対に忘れないように

あらゆる手段を使ってリマインドする。

 

例えばカレンダーに毎日予定として入れる、

ふせんに書いて冷蔵庫の扉に貼る(毎日何度も見るから)、

手の甲にマジックで書く、トイレのカレンダーに書く。

 

忘れるものだという前提で、自分の行動動線の

どこにリマインドを仕込んだら忘れないかがポイントな気がします。

 

・自分に一番効果的な動機付けを考える

その行動を継続すること自体が目的になってしまったら、続かない(ラジオ体操のようにできたよスタンプを集めることが動機付けになるケースもあるけれど、何のためにやるかってそうじゃないですよね)。

なので自分が何を目的にした行動が

一番やりたい、やらなきゃ、と思えるのかを

始める前に考えて、セットアップすることが重要かな、と。

私の場合、自分のためには全然頑張れませんが、

信じて応援してくれる人が伴走してくれていたら絶対裏切れない。

むしろ期待を上回るくらい頑張ろう!と思えます。

以前、「新しいサービスを立ち上げる」

「それをホームページで紹介する」

「ホームページにたどり着けるように動線を考えて必要な媒体(LINE公式など)を用意する」

といった結構パワーのいることを3か月で完成させたくて、

コーチに依頼して伴走してもらうことにしました。

 

お願いした方は立てた目標は達成するまでやりきるすごいコーチでひそかに憧れていたので、

「この方に付いていただいたからには達成しないわけにはいかない!

あのコーチの名前に傷を付けることになる!」

と謎の責任感を抱き、申し込んだ時点で早くも目標を何が何でも達成したくなりました。すごい。

それから2週間に一度、コーチに進捗報告をしたり、

課題やそれに対する次の行動を一緒に考えたりしていったのですが、

「コーチにがっかりされたくないし、一緒に喜びたい。

だから最後までやりきろう」

 

というのがものすごく大きな後押しになって、
途中仕事でめちゃくちゃ忙しくなった時期もあったけれど

なんとか期日までに完成させることができたんです。

 

 

そう考えると、「毎日書くチャレンジ」はコーチをつけてまで、

ものすごくリマインドしまくるまでやりたいことでもなかったから続かなかったのかも。

自分にとって優先順位がそれほど高くないことなら

「続けられなかった」と自分を否定したり、責めたりしなくてもいい。

 

きっとそれは「ケチャップを買う」よりは高いけれど

「次のインタビューに向けてこの分野のインプットをする」よりは低かったから、

脳が自然に「これはやらなくていい」とそっと記憶の倉庫から出しちゃっただけのこと。
(いいかげん早くケチャップ買いに行ってタスクから消しなよ・・・)

 

 

やる目的があってどうしても続けたいことなら、

自分を一番強烈に動機づけるものを用意して本気でそれだけに絞ってやりきる。

 

 

私の場合は「コーチをつける」ですが、
人によって強烈な「ご褒美」を用意するとか、

背水の陣を敷いて追い込むとか、やり方はいろいろあると思うので、
自分の場合はどれが一番続くのか検証してみてくださいね。

 

効果があったやり方が見つかったらぜひ教えてください。

 

試しにコーチをつけてみようかなと思われた方は、こちらへご連絡くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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