今まで出会ったステキな上司その1
こんにちは。
約20年間、教育業界で会社員をしていた中原絵里子です。
大きな会社だったのでそれはそれは優秀な人ばかりでしたが、
その中でも出会ってきたたくさんのステキな先輩を思い出してみると、
何人も「惚れてまうやろ~☆」という上司のもとで仕事させてもらってきたなと
思います。
例えば、3年目のころにお世話になったTさん。
当時担当していた会員誌の編集長でした。
一見マットな口紅が似合う、物憂げセクシーなのに、
もうそれはそれは厳しい人でした。
特集企画なんて、5回、6回出しても通らない。
タイトルだけで20案、明日までに練り直してこいと言われたり、
やっと通ったと思ったら今度はラフ(デザイナーさんに仕上げてもらう前の
誌面の設計図のようなもの)でまたエンドレスダメ出し。
やっと依頼にこぎつけて、デザインが出てきてイラスト依頼して・・・と工程が
進んでいても、組み合わせたときにしっくり来ないとやり直し。
泣きそうになりながら、何度も深夜のファミレスで修正していました。。
でもそこで歯を食いしばってついていこうと思ったのは、
彼女の妥協しないスタンスの先には常に「読者」があったから。
あれが自分の評価のためだったり、ただの自分の好き嫌いだったり
していたら、ついていかなかったかもしれない。
でも彼女はどこまでも「読者が面白いと思ってくれるか」
「読者の意識や行動を変えるためには、読んでもらわないと始まらない。
この記事に手を止めてくれるか?」
にこだわり、私たち編集担当だけじゃなく、
デザイナーさんにもイラストレーターさんにも、カメラマンさんにも
妥協をゆるさず、もっとよくしよう、もっと工夫できるんじゃないかと
ねばって打ち合わせしていました。
(印刷会社さんはいつもヒヤヒヤしてましたが)
だれに向けて仕事をするか。
その姿勢を私に教えてくれたのがTさんだったと思います。
かなり厳しいリーダーシップでしたが、
誰のために仕事をしているのかがブレないリーダーだったからこそ、
私たちも、「リーダーがこわいから」じゃなく「読者に読んでもらって、
この企画のメッセージを伝えたいから」何度も直して、ベストに近づけようと
頑張れたんだと思います。
一緒に仕事をしたのは2年ほどでしたが、今でもリスペクトできる先輩です。
特に若いころは、どんなスタンスのリーダーの下で働くかが
その後の仕事観やスタイルに大きな影響を与えやすいもの。
Tさんが厳しかったからこそ、彼女が企画にOKしてくれたり、
出来上がった誌面を読んで「いいじゃん」と言ってくれたことが
編集としてやっていける自信を少しだけ持つことができたんだと思います。
その後、Tさんの元を離れても私はキャリアの8割を編集者として
勤めることになるのですが、いつも意識の先には「読者」がありました。
あなたには、尊敬できる先輩がいますか?
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マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
https://www.erikonakahara.com/index.html
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