【ライティング】ライターに必要な力・適性って?
こんにちは。
キャリアコーチの中原絵里子です。
私はコーチングとライター・フリー編集者の
複業フリーランスなのですが、
ライターになりたいという方からよく
「どうしたらライターになれるのか」
という質問を受けますので、
たまにはコーチングから離れて、お答えしてみますね。
まずライターの仕事の流れは、
・依頼をいただく⇒打ち合わせをして執筆要件を確認
・ライティングに必要な資料やネットなどでインプット
・インタビューや座談会などあれば同席
・原稿に入れる要素と要素ごとのおおよその文字数の整理
・原稿を書く
・編集者にチェックだし
・フィードバックがあれば修正(繰り返し)
というようなものが多いです。
原稿によっては、簡単な図解や原稿と一緒に
掲載する写真・イラスト探しなどをすることもあります。
私は、いい原稿を書くためには
書き始める前の準備が8割だと思っています。
つまり、
企画意図を理解し、
記事の目的を理解し、
読者をイメージし、
書くために必要な資料を確認し、
それをアウトプットするための必要な「問い」を立てる。
ここまできちんと出来ていたら、8割まで到達したようなもの。
(コーチングと共通するところが多いですね)
でも、編集とか執筆の作業って、「神は細部に宿る」というように
残りの2割をいかに丁寧に出来るかもかなり大事です。
表記の統一とか、
商標や権利まわりへの配慮とか、
日本語としての伝わりやすさ、
事実として掲載している内容の正しさなどなど、
こだわりと責任を持って
言葉と向き合えるかも
ライターの適性といえるかなと思います。
日本語として正しい文章が書ける=読みたくなる文章が書ける
わけではないので、
様々な文章に日々アンテナを立てて、表現をストックしておく。
そして日本語にこだわるクセをつける。
だから文章を読むことが好き、
というのは必須条件だと思います。
自分の知らないジャンルでも、
書くとなったら知らなきゃいけないですから。
私もニガテなジャンルのライティングをさせていただく時は、
最低2,3冊は自腹で本を買って勉強します。
読んでも読んでもわからない時もありますが(汗)
インタビューさせていただく相手の言葉がわかるように、
出来る限りインプットしておくのはマナーだと思っています。
あと、ライターは作家ではないので、
「自分の書きたい文章を書きたいように書く」ではダメです。
誰のために、何のためにこの記事を書くのか、
読んでもらってどうなってほしいのか、
という編集の意図を常に意識する必要があります。
ライターは黒子ですから、自己主張しようと思わず、
求められるものをアウトプットする。
修正してほしいと言われれば、
編集の言う通りに修正する。
(ただ企画をきちんと理解したうえで、
こっちの方がより相応しいと思えば
伝えることも大切です)
自分がどう書きたいかではなく、
何のための文章なのかをきちんと理解し、
相手が求める形に調整することが求められます。
その割り切りが出来るかも大事ですね。
どれだけフィードバックをもらっても、凹まず腐らず、
編集の求める形に整えていけるか。
そこがプロとして大切なの意識なのだと思います。
雑な私ではありますが、意外と細かく表記を統一したり、
日本語の繊細な言い回しを調整したりしてるんですよ(笑)
まだまだライターとして求められる力や適性は
ありますが、長くなってきたので、また今度。
何かの参考になれば幸いです。
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