自分の中の一番大切な部分が心地よくいられるための条件って?
こんなに、「応援する」ことに特化した仕事が
あるんだ・・・・!!!
コーチング、という仕事のことを知った時に受けた衝撃。
正直それまで、コーチングという言葉は聞いたことがあったのですが、
マネジメントのテクニックの一つ、とか、管理職になる時に受ける研修、という
イメージで、個人の方に向けてパーソナルセッションをするという
形式もあるということは知りませんでした。
高校生が、進路を見つけるサポートをしたい。
見つけた目標に向けて行動するための応援をしたい。
これが、前職での私のミッションでした。
でもだんだんそこからマーケティングの仕事に移行してきてしまい、
「進路は売り物にならない」という会社の判断もあって進路情報が削られていく
うちに、私のモチベーションも削られていってしまいました。
目標を見つけた時、爆発的なエネルギーを生み出すし、
それが高校生というポテンシャルにあふれた年齢だとなおさら、
奇跡が日常的に起こる。
それが見たくて、応援したくてこの仕事をしていたはずなのにな・・・
と思っていた時に、コーチングの存在を知ったわけです。
コーチの応援には、「こちらの都合」は全くなく、
100%クライアントの目標達成のため。
そのためだけに、コーチは問いかけ、行動を促し、大きな目標に向けた小さな目標を
クリアしていくための約束を交わす。
それがクライアントのためなら、客観的・俯瞰的に見ているからこそ、
時には厳しいことも伝えるし、「伸びしろ」をお伝えすることもある。
でもそこには、「コーチ側の都合」は存在しないんです。
例えば、高校や学習塾によっては「国公立大学の合格実績を出すことが求められている」から、本人の志望が私立大でも、国公立大の受験を勧めることもある。
センター試験の点数から、一度も行ったことがないようなはるか離れた県にある
国公立大でも「ここならC判定が出るから可能性がある」とオススメする場合も。
広告ではものすごく効果のありそうな謳い文句を並べているけれど、実際は
二束三文の商品だったり、効果が限定的だったりする場合も往々にしてあります。
私は、転職を考えた時に、そういった
「信頼してくれる人をだます」ような行為をしなければならない
仕事だけはしない、と誓っていました。
それがどれだけ自分を傷つけるかもわかっているから。
商売である以上、それぞれの立場で利益を確保していかなければならないものですが、
コーチングでコミットするのは「クライアントの目標達成を応援すること」。
コーチに都合のいい結果なんてないんです。
すべて100%クライアントのため。
(大切なことなので2回言いました)
この仕事なら、私のモチベーションが削られることはなさそうだ、
誇りを持って続けることができそうだ、と思ったことが、コーチになる決心をした
一番の理由です。
だれかを応援する、というのは大きなプラスのエネルギー。
そのためなら、どんな努力も厭わない。必要なインプットも楽しめる。
今日も4時間、プロフェッショナルコーチによる講座を受講させてもらい、
ますますコーチングが好きになりました。
自分の中にある大切な部分が気持ちよくいられる仕事が、きっと天職なんだろうな、と
思います。
あなたが気持ちよくいられるために、
絶対に譲れない条件は何ですか?
あなたの目標達成を応援させてもらえる日が来ることを願って。
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子