「目標なんていらない」の先にあるもの
「目標を見つけることを重視したコーチング」を提供しているというと
中には「目標なんていらない」と言われる方もいらっしゃいます。
「目標」はなくてもよいものなのでしょうか。
なぜ、「目標はいらない」と思われるのでしょうか。
その理由の一つとして、根っこの部分に
目標を持つことに「不安」があるから、ということが言えます。
なぜ目標を持つことが不安なのか。
それは、
かなわなかった自分と出会いたくない。
もしかなわなかったら、目標にむけてかけた時間やエネルギーがムダになる。
どのぐらいのレベルの目標を持っていいのかわからない。
などがあるのかな、と思います。
では、目標を持たないことで何か失っているものはあるのか?
その1つがドーパミンが出る感覚なんじゃないかなと思います。
現状の生活を安心安全に過ごせる範囲を
「コンフォートゾーン」といいます。
サバイバルの本能から、人は安心安全に暮らせる環境を求めます。
できれば心がざわつくこともなく、
このままで大丈夫かな、生き残っていけるかなと不安を覚えることもなく、
「自分の居場所だ」と思える場所を守りたいと思う。
でも、目標はそのコンフォートゾーンの「外側」にあります。
だから今の生活から、行動を変えていく必要が出てきます。
コンフォートゾーンの外に出るような行動をすることは不安。
攻撃されない?急にどこかに落ちたり沼にはまったりしない?
何かが飛んできたりしない?
とおっかなびっくり、確認しながら進むことになります。
今まで歩いてきた道よりずっと坂がきついかもしれないし、
距離も長いかもしれない。
どこにトラップがあるかもわからない。なにせ初めての道だから。
そんな環境にいるとき、脳はフル回転しています。
感覚も研ぎ澄まされているし、
なにせサバイバルがかかっているので
少々の負荷や傷ぐらいでめげるわけにもいきません。
自分を鼓舞し、足をたたいて前に進んでいく。
そんな中で、いくつかの地点に到達出来た時、
ドーパミンと呼ばれる快楽ホルモンがドバドバ出るはずです。
「着いた!!」「やれた!!」「すごいな自分!!!」と。
コンフォートゾーンの外側に出て初めて、
思考停止から抜け出すことができる。
ルーティンでこなせる作業以上の
行動を求められる環境の中で、
自信を得ることができる。
それが、目標を持たないことで失っている機会
なのだと思います。
でも、気持ちが落ちている時や体が疲れ切っている時は、
コンフォートゾーンの外に出ることはあまりオススメしません。
そういう時はしっかり休む。
そして「よし、そろそろやるか」と浮上してきた時が、
目標の決めどき。
どんな目標を掲げるのか、「自分はこんなもの」をどうやって超えていくのか、
お手伝いさせていただけたら幸いです。
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
中原絵里子
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