「自立性」を持たせる

自立性とは、辞書的な意味でいうと

「他者の支援なしに自分の力で物事を行うこと」。

その時に重要な視点が、

「自分でコントロールできる範囲でベストを尽くす」、

つまり、自分でコントロールできないことは考えない、

ということでもあります。

私の両親はおしゃべり好きで、知らない人に絡んでいくのが大好き。

道がわからないとその辺の人をつかまえては

「ここってどうやって行くんですか？」

「この道、これで合っていますか？」

なんてすぐに話しかけるし、

家電の使い方がわからない時や壊れたかな？と思うと、

すぐにカスタマーサービスに電話して、症状を切々を訴える。

助け合う、サポートしあうのが当たり前で、

頼らないのは水臭い。というのが彼らの価値観です。

一方、我が夫は人を頼るのが大嫌い。

とにかく自分で徹底的に考えて、調べたい。

自分が調べたことだから、納得するわけです。

「～がこう言っていたから」

というと、その人が何を使ってどこまで調べての結果なのか

わからないから、信用しない。

たとえ時間がどれだけかかっても、

自分が納得するまで考えたい、

知りたい、把握したい。

私が「これがわからないんだけど」と相談しようものなら、

「どこまで調べたの？自分でどこまで考えたの？」

とつめられて、とにかく100調べてそれでもわからなかったら

人に聞け、と言われます（涙）

つまり、彼にとって「わからないことを自分で調べる」

ことは自分でコントロール可能なことで、

自分のためにどこまで動いてくれるのかわからない相手を

あてにするよりもずっと確かなことなんですね。

人はコントロールできない。

でも自分は自分の意思で動かすことが出来る。

人に依存しないから、自立していられて、

自立している同士から、助け合える。

感情も同じで、人の感情はコントロールできないけれど

自分の物の捉え方は変えることが出来る。

例えば夫はまだ私を大切に思ってくれているのだろうか？

と考えたとしても私には制御できないことなので、

自分は夫に何をしてあげられるだろう？と

コントロールできる範囲でベストを尽くそうかな、と思います。

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子

https://www.erikonakahara.com/index.html

【東京・TCS】目標達成に「コミュニケーション」の力を。トラストコーチングスクール認定コーチ中原絵里子のoffical　web東京在住でTCS,MCS認定コーチの中原絵里子のサイト。コーチングサービスの紹介、お申し込み,ブログwww.erikonakahara.com

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中原絵里子

編集・ライター・キャリアコーチ

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大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。