キャリアを考えるための視点と順番
とっても遅ればせながら、先週「鬼滅の刃」を映画館で観てきました。
親になってからは何でも親目線で見てしまうので、
「そんなことを言うわけがないだろう、俺の家族を侮辱するな」
のあたりですでに涙ぐみながら見ていたのですが(笑)、
「心の炎を燃やせ」
というメッセージに、キャリア観を考えさせられました。
やりたいことを考える時にまず「好きなこと」を考えるパターンがあります。
(学校でもそういった指導をされるケースが多いようです)
寝食を忘れるくらい没頭できることを突き詰めていき、
それが仕事に出来ればいいという意見もありますが、
私はまず「何のためにやるのか」を考える必要があると思っています。
誰のために、何のために、心の炎を燃やすのか。
つまり、
どんな社会の課題を解決したいと思うのか。
だれに貢献したいと思うのか。
どんなテーマを追求したいのか。
そんな風に自分が何に対して「使命感」を感じるのか明確なら、
しんどくても、うまくいかない時があっても自分を鼓舞することが出来る。
逆に、「好き」「楽しい」だけでは
乗り越えられない時もある、と思うわけです。
私も、会社員の時は思うようなアウトプットが出来なかったり、
周りをうまく巻き込めなかったりする時は
落ち込んだり自信を失くしたりしていましたが、
通信教育の会員誌の編集や継続的に学習に取り組めるように
応援するという仕事に対して感じていた、
「高校生の進路選択と自学自習をサポートして
経済的な理由や地域環境を理由にやりたいことをあきらめずに
挑戦できるように応援したい」
という使命感に立ち戻って、奮起していました。
チームが壁にぶつかった時も、
何のために、誰のためにこれをしているのかという
原点を確認することで、チームの士気を高めていました。
そして今は、
働く女性がライフステージの変化や環境変化にぶつかっても、
自信を持って改めて自分の「やりたいこと」を探して、
チャレンジしていく応援をしたい。
ワーキングマザーがママであるために挑戦や
継続をあきらめずに済むように、一緒に考えたい。
そう思って、コーチングをお届けしています。
とはいえ、使命感を感じても、
向き不向きや、好きかどうかで出来ることは違ってきます。
例えば「医療現場がひっ迫しているのを何とかしなければ」と感じても、
私が現場で医師や看護師さんのお手伝いをすることは難しい。
でも、医師や看護師さんがこんな状況の中でも、
心折れることなく、頑張り続けるためのモチベーションの維持や
目標設定などであれば、お手伝いすることが出来るんじゃないかと思ってます。
何に使命感や情熱を感じ、自分のどんな力を生かしたいと思うのか。
その上で、その仕事を好きだと感じられそうか。
そんな視点で、キャリアを考えてみることをオススメします。
あなたは何のために、誰のために、
心の炎を燃やしたいですか?
トラストコーチングスクール認定コーチ
マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー
PAA認定パートナーシップコーチ
中原絵里子
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