【キャリア】もう会社に行きたくない！と思った時の視点

こんにちは。

キャリアコーチの中原絵里子です。

長い連休だった方、まだ連休中の方もいらっしゃるかと思います。

どんな風に過ごしましたか？

「職場で働き始めたばかりの新入社員が、

連休明け出社したらメールで退職連絡をしてきた」

「中途採用で入社したばかりの人が出社してこなくなった」

なんていう声もちらほら聞こえてきます。

就職活動をがんばって、やっとの思いで内定を勝ち取ったのに、

たった1か月で来られなくなってしまう。

お互いつらいですね。

希望に胸を膨らませて入社したけれど、

思っていたのと違う。

やっとの思いで異動がかなったけれど、

早速後悔している。。。

なんとか馴染もうと頑張ってみたけれど、

心が折れそう。もう会社に行きたくないな・・・

そんな状況の方が、

環境を変えるかどうかの

意思決定をするにあたって、

大切にしたい視点を一つ。

「後ろめたさや逃げだと感じるかどうか」

これは、「誰に対して」感じるかがポイントです。

会社や職場の人に対して感じる、

「急に辞めたら迷惑をかける」

「期待に応えられなくて申し訳ない」

こういう感情は、意志決定にあたっては

あまり気にしなくていいと思っています。

お互いさまだし、

会社って、よくも悪くもそういう組織だから。

誰かひとりが欠けたら回らなくなるようじゃ、

リスクが高すぎるので、

常に「誰かが急にいなくなってもなんとかなるシステム」

を取り入れているはずです。

でも、もし自分に対して「逃げ」や「後ろめたさ」を感じてしまうなら、

早急に答えを出そうとするのは辞めた方がいいと思います。

なぜなら、自分を信頼できなくなってしまうから。

成長するには、理想の自分を実現するには、

自分との約束を果たしながら、

行動していくしかない。

そのために大切なのが自分を信頼すること、

つまり「自信」を手に入れることなんだと思います。

会社に行きたくない。

この仕事を続けていくのがつらい。

違う道を探したい。

その思いはどこから来ているのか。

何を守ろうとしているのか。

もし、「会社に行かない」という選択をして、

失うもののうち、一番失いたくないものは何か。

そこは思考停止することなく、

向き合わなきゃいけない問いなんじゃないかなと思います。

だってどんな環境に行くにせよ、

働くのは自分だから。

もし向き合って考えた末に出た結論が、

「今は逃げる」

というものになったとしても、

ちゃんと考えたうえで決めたことなら、

きっと自己信頼は失わなくてすむはず。

（自己信頼の土台を強固なものにしていくために

どうしたらいいのか、という具体的な内容は

「トラストコーチングスクール」のベーシック講座で

じっくり学べます）

あと、「逃げ」たくなるくらいしんどいこと、

恥ずかしいことも、ある一定のところまでは

時間が解決してくれることも多いです。

1年後の自分はもうそんなことで悩んでないかもしれません。

仕事の出来る出来ないの7割は「経験と慣れ」だって言いますしね。

働くって、人生の中でも長～～く続くこと。

焦って今の感情だけで決めてしまうのは、

リスクが高いかもしれませんよ。

少しでも参考になれば嬉しいです。

キャリアコーチ

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子

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中原絵里子

編集・ライター・キャリアコーチ

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大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。