自分のために、コーチングを学ぶ
今日はコーチングのコミュニティで実施された自主勉強会に参加しました。
テーマは「自分らしいコーチ像を見つける」。
コーチって、理想化されやすいゆえに「向いていないんじゃないか?」の問いを自分に突きつけがち。
コーチのくせに、こんな風に考えるなんて・・・こんなこともできないなんて・・・こんな言葉を使ってしまうなんて・・・。
みたいに責めることも多い。
でもそもそも、
常に目標を掲げて、前向きにコツコツ行動を重ねている人、みたいな
「理想のコーチ像」イコール「自分がなりたいコーチ像」なのか?を考えるとどうにもしっくりこないんです。
うん、たぶん無理。筋金入りの三日坊主はそう簡単に矯正できない。
じゃあ私ってなんでコーチになりたいと思ったんだっけ?
だれのためにコーチングを届けたいと思ったんだっけ?
という初心に戻って見つめなおす時間があり、
考えても考えても「自分のため」がまず先立つことに気づきました。
書くためには、自分に向き合う必要がある。
インタビューでは人の価値観を様々な視点で受け止めて、ジャッジすることなく扱うことも大事。
自信のなさや、人と比較して落ち込む傾向や、
優柔不断でぐずぐず迷ったり、正解を求めたりする思考グセもある。
こういう課題に向き合いたいっていうのはつまり全部「自分のため」だけど、
「コーチングを自分のために学び身に着け、
実践できるようになりたいというのは自己中で悪いことだ」
という思い込みがあったんじゃないかということにも気づきました。
自分を理想の素晴らしい人格に昇華(矯正)させたいのではなく、
自分とうまく付き合っていきたい。
その結果成長できていたり、自分を認められるようになれていたらもっといい。
それを実践する私を見て、「それ、私もできるようになりたい」と思う人がいたら、
コーチング講座を提供するなり、セッションするなりしながら、
一緒に学んでいけたらいいのかなと思っています。
なにせ一番付き合いが長いのも、影響力が大きいのも、自分だから。
自分を傷つけるのも、思い直させるのも、
自分の捉え方、考え方ひとつ。
「こういう人をコーチングで救いたいから!」
みたいな立派なことが言えない私ですが、
結構大事なことなので、優先して取り組んでいきたいと思います。
自分とうまく付き合っていく方法を一緒に学びたいよ、という方がいたらお知らせください。一緒に歩くことはできます。