挑戦したから見えてくる「イケてない自分」との向き合い方

ものすごく久しぶりの更新になってしまいました。

今月は、ある大きな挑戦に

一球入魂で取り組んでいて、

ライティング体力はすべてそっちに捧げると

決めていました。

やっとひと段落して、次の工程まで

ほんの少しの凪の時間が手に入ったので

自分の言葉も書きたくなりました。

身の丈を越えた挑戦をすると、

見たくもないかっこ悪い自分と

遭遇してしまうもの。

自分の力がいかに足りないか、イケてないか。

特に経験も知識も自分の頭で必死で考え抜いた

プロセスも、全然全く足りていないことを嫌というほど

実感した1ヶ月でした。

もともと、そんな自分のことを

肯定も評価もしていないタイプなのに、これ。

何度逃げ出したくなったか（笑）

でも、褒めたり脅したり作戦会議したりしながら

なんとかかんとかなだめすかして逃げ出さなかったから、

今のこの小さな達成感と気づきがあるんですよね。

恥ずかしいくらい、自分の至らなさを

詳細に知ることができたので、

来年はそこをガッツリ強化しようと、

目標を決めました。

順風満帆なときは、余裕があるから

意外と思考回路はシンプルで、

逆に言うと使っていない部分がめちゃくちゃある。

ピンチでハードな時ほど、サバイバル本能が

働くのか、いつもの3倍も10倍もセンサーが作動していて、

そのセンサーが掴んだものが

自分をわざわざ傷つけることもあるけれど、

自分のことで知らなくていいことなんて、きっとない。

あちゃー、私ってこんなもんか、という気づきは

成長するために必要な痛みなんだと思います。

痛いですけどね。

痛い時ほど、自分をあきらめちゃだめ。

どれだけヘタレでも、見捨てちゃだめ。

とことん付き合って、会話して、分析して、

次に向けた仮説を立てる。

そうこうしているうちに、

「無理無理無理無理、ぜったいそんなとこ行けないって！」

と行っていた場所をいつの間にか

軽く飛び越えていたりするんだと思います。

まだ、やっと4合目ぐらいですけどね。

年が明けたら、またヒーヒー言いながら登ります。

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中原絵里子

編集・ライター・キャリアコーチ

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大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。