「書くコーチング」構想中

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私のコーチングメニューには「ライティングコーチ」というものがあります。

これは、「書きたいけれど書けない」人に向けて、書きたい思いや背景を整理しながら、定期的に発信していく伴走をするサービス。

例えば「ブログを毎日書く」「ホームページの紹介文をつくる」と決めたとしても、
なかなか手が動かないことがあると思います。
そもそもライターだって、締め切りがないとなかなか書けませんから。

だから半強制的にコーチとの約束という「締め切り」をつくり、書いたものを第三者の目で気づいたことをお伝えしてブラッシュアップしながら世の中に発信していくのが、ライティングコーチです。

それとは別に、今「書くコーチング」を考えたいな、と考えています。

「話す」ことだけじゃなくて「書く」方が考えやすいという方がいるから。


これ、私自身がそうです。

話しているだけだと思考はどこかふわふわしているけれど、
書くことで堕とすことができるというか。

とにかく書き出していくうちに「ああ、私はこんな風に考えていたんだな」「なるほど、だからモヤモヤしてたのか」と気づけることが多いんです。

だから何か迷ったり、整理したいことがあるとすぐに、レポート用紙とペンを持ってカフェに入ります。

就職活動をする時も、最初に取り組んだのが自己分析でした。
書き出していかないと、全然わからない。
自分は何が好きで、何をやりたいと思っていて、何ができて、そこにつながるこれまでの経験は何で・・・みたいな。

とにかく問いが大きすぎて、どこからどう考えていっていいのかわからないから、いつまで経っても全く着地しないんです。

だからとにかくどんどん書いていった。A4ノートにびっしり書き出したのを覚えています。

書くと、ちょっと客観的に見ることができます。
考えていたことを頭の外に出すことができるので、偏りや見えていなかった部分、もっと考えなきゃいけない部分に気づくことができる。

時間を置いて見返すことができるのも、書いたからですよね。

そういう「書きながら自分の思いや考えに気づける、整理できる」という効果を取り入れたコーチングができないかな、と思っているわけです。

なぜただのフォーマットじゃなくてコーチングなのかというと、書き出すにあたって「問い」が何より大事だから。

大きすぎる問いや、考えたいと思えない問いだと、進みません。

今いっしょうけんめい考えて書きながら気づいていくべき問いが何なのか、を提示できるのはコーチだからです。

そして、書いた内容を読みながら一緒に気づきを深め、行動に落とし込んでいく。

いわば、交換日記的なコーチング。
一人だとぐるぐるしがちですが、受け取り手がいると気づきが加速したり、「書く」というおっくうな作業に着手しやすくなったりするのも、第三者を挟むメリットだと思います。

自分に向き合ってさらにそれを書くって、しんどい作業だし。

だからそういうお手伝いができないかな・・・と思っていて、
マンツーマンがいいのか、むしろグループコーチングがいいのか。
何回くらいのやり取りがあるといいのか、問いはいつ用意するといいか。

そんな風にディティールを検討している段階です。

興味のある方がいらっしゃったら、ご意見聞かせてください。

#コーチング #ライティング #ライター

ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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