3000円で自分をどう満たしたい?

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先日、原田ひ香さんの「3000円の使いかた」という小説を読みました。

 

 

オムニバス形式の短編集の冒頭に、

おばあちゃんが孫娘に、

 

「3000円ぐらいのお金の使い方で

その人の人生が形成されていく」

 

という言葉を投げかけるシーンがあります。

 

 

私だったら何に使うかなあ、と考えてみると、

何度考えても、

 

「本を2冊買って喫茶店に入って珈琲を飲み、

帰りにパンを買って帰る」

 

という結論に。

(「パンを買って帰る」と「パンケーキセットを注文する」で迷いましたが)

 

 

もう少し詳しくご説明すると、

 

1冊は成長のための学びの本、

もう1冊は上質な小説などの癒やしやエンタテインメントのための本。

 

サイフォンで煎れてくれる落ち着いた喫茶店で

本の世界に没入し、1冊と半分読んだところでお店を出て、

 

歩いて自宅に帰る途中にあるパン屋さんで

ホワイトチョコとドライフルーツとナッツが

たくさん入ったハードめなパンを買って、

 

家で紅茶を入れ直して眠くなるまで続きを読む。

 

この時間を想像するのが一番幸せな時間なんですよね・・・。

 

 

私は何より「頭の中と心を満たす」ことが

リアルの体や生活よりも

一番優先順位が高いんだな、という

気づきになりました。

 

 

逆に、「私はここには3000円かけなくてもいい」

というものもあって、

 

例えばバスソルトやハンドクリームみたいな

ボディケアにはそれほど興味がなかったり(ニベアでいい)、

 

チョコやクッキーなどのお茶菓子も、3000円の

デパ地下系じゃなくても、カルディで十分。

 

ティーカップもマグカップで事足りる。

 

 

でも「コンテンツにお金をかける価値を感じない」

という人もいるだろうし、

 

「おいしいチョコを食べる時が至上の幸せ」

「バスタイムが至福。ここを充実させたい」

という人もいるのだろうな、と思います。

 

 

要は、自分は何によって満たされるのか、

どんな風に自分を満たしている時が

幸せなのかを知っていることが大切で、

 

それは人それぞれ、ということも知っておく。

 

 

きっと長男は3000円あれば(受験が終われば)

映画に行って帰りに醤油ラーメンを食べてくるだろうし、

 

長女は服を見にららぽーとに行くんじゃないかな。

 

次男は貯金するらしいです(笑)

 

 

お金には限りがあってあれもこれもと

欲を言い出せばきりがないけれど、

 

「3000円あったらこうやって

自分を満たすことができる」

というやり方を知っておけば、

 

 

そこだけはこだわって、たまには

それくらいの余裕が持てるように

明日も仕事を頑張ろうという気持ちに

つながるんじゃないかなと思います。

 

 

あなたなら、3000円でどんな風に自分を満たしますか?

よかったらこの週末、考えてみてくださいね。

 

 

  

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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