【キャリア】幸せに働くために重要な2つの要件は?
どんな仕事をすることが幸せに働くことにつながるか、
という要件の中で、とりわけ、
「居場所を感じられる」ことと、
「役に立つことができている」ことは
かなり関連が強いのではないかと感じています。
つまり、だれと、何のために働くか。
例えば自分は個人向けの仕事に興味があるのだけれど、
これまでの経験から法人向けの仕事の方が力を発揮できるなら、
まずは法人向けの分野で頑張ってみる方が、
結果につながりやすい。
そうすると、自分は「チームの役に立っている」とか、
「クライアントが喜んでくれている」などと
実感しやすいはず。
得意なこと、鼻がきくこと、慣れていることなら
チームや成果を出すために力を発揮しやすく、
結果的に同僚、上司、お客様・・・だれかから「ありがとう」といってもらえる。
それが仕事で幸せを感じることにつながりやすいんじゃないかなと。
その「居場所」と「役に立っている実感」の土台があれば、
未経験の分野にも安心してチャレンジできる。
「ありがとう」ほど自分を満たし、
自信を感じさせてくれる言葉はないんじゃないかと思います。
「自己肯定感」とはいいますが、人はなかなか
自分で自分を満たすこと、認めることは難しいもの。
だれかとだれかの関わりのなかにある自分が
役に立てているなとか、
ここにいていいよと言ってもらえていて
自分もここにいたいと思えている、
その安心感の中でしか、自分を肯定することは
できないのではないかと思います。
仕事によって社会とつながりを持つことができ、
自分はこういう人にこんな形で役に立つことができると実感できる。
こういう関わりの中で役に立てる自分でいたいから
もっと成長しようとか、
継続してがんばろうと思える。
だから、人との関わりをより丁寧に、
コミュニケーションをより丁寧にしていくことは、
幸せに働くためにも必要不可欠なことなのだと感じています。
「信頼される自分」であるために。