来年の行動を予約する
2024年もいよいよ残り少なくなってきました。
我が家は今日から30日まで旅行に行ってきます。
この旅行でやりたいことのひとつが、
「2025年のやりたいことリストをつくる」こと。
もちろん旅は最大限楽しんでくるつもりですが、
旅行中っていつもよりずっと心がやわらかくなっているから、
「やりたいこと」に対してもポジティブに、柔軟に考えられる気がして。
あれをやってみたいな、
これを実現できたら最高だな、
ここも行きたいし、これも食べたいし、この人にも会いたい。
そういう欲求を、言葉にすることはとても大事。
思っているだけではあっという間に、それこそ一瞬で霧散してしまうからです。
昨年の今ごろ手帳に書きだした「2024年やりたいことリスト」は61までしか埋まっていませんが、
一番よく手に取るノートである高橋手帳(仕事やプライベートの予定を全部書き出しているもの)の後ろにあるフリースペースに書いたからこそ、
月に1度は眺めて、
「これを実現するにはどんな行動が必要だろうか」
「今すぐできることは何だろう」
「我慢すべきことは何かな」
などと考えてちょびちょびと実行していくことができました。
逆にちょびちょびでも行動したいと思わなかったことは、それほどやりたいことではなかったのだなと感じます。
つまり、「意識する」「顕在化する」ことが実現の最短ルート。
それはろくろの前に座ることに似ていて、
とにかく座ってろくろを回して、土の塊に手を入れていかないと何も生まれてこない。
(以前友人に誘ってもらって陶芸教室に数回通ったことがあるのですが、
自分の笑えるほどの不器用さが露呈する辱めに耐え切れず、継続を断念しました)
自分は何を形作りたいのか、何を生み出したいのか、
方向性を定めて、イメージしながら試行錯誤する。
失敗したらまた塊からやり直して、できあがるまでそれを繰り返す。
目標を達成できる人は、誰もがこのプロセスをたどっているはずです。
だから「やりたいと心から思える目標を立てる」ことが第一だし、
実現できたら今とどんな風に変わるだろうとイメージを持って、
それを忘れないように言葉にして書き出し、
自然と目に留まるスペースに配置して意識し続け、
プロセスを明らかにして粛々と実行する。
途中、小さな達成感を感じられる工夫もあると効果的。
人は自分との約束は簡単に忘れるし、簡単に破りがち。
工夫をしないと、なかなか守れません。
その工夫の一つが「書く」こと。
来年の自分は何に向かってがんばりたいのか、
行動を予約するためにも「やりたいことリスト」をつくってみませんか。
旅行から戻ってきたころには、30個くらいは埋まっているといいな。