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「私は大丈夫」の根拠をつくる

ericoach1

コーチングなんてやっているんだから、さぞや自分との対話がうまくできて、
ゆるぎない自信を持っているんだろう。

編集歴20年、ライター歴5年半というキャリアも裏付けになって、
だからライティングコーチができるんだろう。

そう思われるかもしれません。

が。

人と比べて落ち込む、キラキラして見える人を羨んでいる自分に気づいて恥ずかしくなる。

ライター塾やラボやスクールやゼミをやっている方の告知文を見て、
こんなちゃんとしたコミュニティがすでにこんなにあるなら、私がやる必要もないかも。

みたいにくよくよすることも、しょっちゅうです。

人と比べることは生物としての本能だそうで、なら完全に取り除くことは難しい。

うまく付き合っていくしかないんです。

私はそんな時、「私は大丈夫」と言い聞かせるようにしています。

あの人みたいにキラキラもしていないし、ライター歴も長くないし、
実績はあの人の方がずっと立派。


でも、私は大丈夫。なんだかんだ、大丈夫。

で、大丈夫と決めてからその根拠を探すわけです。
それはたくさんなくてもいい、一つでいいんです。

たとえば私が大丈夫なのは、たぶんこれから先も書くことは続けていくはずだから。

書くことは、続けられる。
原価もほとんどかからないし、歳を取れば経年劣化する部分はあるけれど、経験によって強化される部分もある。たぶん、プラスマイナスでいえば、プラス。
飽きることなんてないだろうし、一生学ぶことも成長することもできる。はず。

書くことを通して、人と出会えたり仲間が増えたり、
ライバルを見つけたり、フィードバックをもらうこともできる。孤独にはならない。


書き続けることができれば、私はたぶんなんとかなる。
なんとかできる。

こんな風に思えるものがあれば、不安も気持ちも軽くなります。
自分を不安にする「もしも」が仮にほんとうになったとしても、

でも●●だから、たぶん大丈夫。なんとかなる。

そう思えることが、自分を強くしてくれる。
自分のことは、コントロールできるからね。

そんなわけで、「私は大丈夫」とつぶやいた後に、その理由をつくってみてください。

そしてそこ一点集中で、自分を鍛えていけばいい。
そうすると、人と比べて苦しくなるのを緩めることもできるはずです。

私は、大丈夫。

私はたぶん、大丈夫。

私はなんだんかんだ、大丈夫。

だんだん楽になってくる感じ、しません?


ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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