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書き続けるために、もらった「承認」をストックしていく

ericoach1

書けるようになりたいけれど、すでに第一線で活躍している人、キラキラして見える人を目にすると気後れしてしまう。

あんなに風に自分がなれる気がしない。
実力もチャンスも人脈も学歴もキャリアも、なんだかいろんなものを持っていて、ズルい。
そういう人たちが集まるコミュニティやライター塾に入って一緒に切磋琢磨しながら頑張ろう!という勇気がない。うっかり入ったとしても、反応が気になって質問したり意見を言ったり、自分の書いたものを発表するような自信がない。

そんな風に足踏みしてしたり、なんならもう自分が書くなんて無理なんじゃないかと投げ出したくなったり、しますよねえ・・・。

そういう風に「持っている」チートに見えるライターだって、話してみたら誰しも何かしらのコンプレックスや不安を持っているものなんですが、

そりゃあライターなので、文章で「魅せる」のはお手のもの
不安やらニガテやらコンプレックスやらは綺麗にくるんでしまい込んで、
スイスイ優雅に泳げているように見せてるだけかもしれません。足元はバッタバタなのに。

人と比べて落ち込んでしまいやすい人は、もしかしたらこれまで生きてきたなかで「承認」が足りていない、あるいは受け取れていないのかもしれないし、

いじめなどで自分の尊厳を傷つけられたり、自分ですら自分を認められない経験やトラウマがあるのかもしれない。

そういった根っこにある要因が何なのかは、専門家ではないのでわからないのですが、
「書く」に対する承認はこれから貯めていくことができます

「このタイトル好き」「読みやすい」「その例え、秀逸」「〇〇さんが褒めてました」なんでもいいんです。
見知らぬ誰かからもらったコメントだって、ものすごく大切。

そんな風に自分の書いたものに対して、もらった「承認」や「褒め」「ポジティブな反応」はどんどん収集して、自分の中の土壌を掘って大切に埋めておきましょう。リスのように。

黙っていたらもらえないなら、もらえそうな人をつついて言ってもらう。
親とか友人とか、信頼できる仲間とかね。

書いていたら、へこむことや不安になる場面は、ままあります。そんなの、ざらです。

仕事として書いているなら、担当編集者から真っ赤に指摘されて戻ってくることもあるし、書き直しになることもあるし、次の依頼がないことだってある。

渾身の記事だと思って投稿したのに、全然反応がないこともある。似たテーマで書いた他の人の記事が、震えるほど上手く見えて自分の記事を消したくなるかもしれない。

書いて生きていくっていうことは、そういう目に遭わずに生きていくということじゃなくて、そういうしんどい場面に出くわしたとしても、うまく流したり飲み込んだり乗り越えたり慰めたりしながら、進んでいくっていうこと

その時に、貯めておいた「承認」や「褒め」が必要になるんです。
ほんのちょっとしたことでもいい。それでも書いて生きていく自分にYESと言ってあげられる、根拠になるから。

もしグループの中では息苦しい、気後れしてしまってしんどいなら、
マンツーマンでコッソリ鍛えるという手もあります。

グループで刺激し合うのか、個別にじっくり寄り添ってもらうのか。それは手段でしかなくて、どちらにしてもやるのは自分自身。

書きたいなら、自分が書かなければどうしようもない。

行きたいゴールを設定するのも、そこに向けて書くのも、できるのは自分自身しかないんです。そのために、使えるものは使いましょう。


ライティングコーチの場合はマンツーマンなので、他のだれかの評価を気にすることなく、二人でゴールに向かうことができます。
否が応でも自分に向き合い、書くことに向き合う時間に価値があるのだと、体感できるはずです。

そのためにも、できれば最低3か月。継続的に集中的に、書くことに向き合ってみませんか。

お問い合わせ、ご相談は「30分オンライン無料相談」をご利用ください。日本時間17時以降で承ります!


ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・ライティングコーチ
ベネッセコーポレーションに20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクールにてコーチング資格を取得。 現在ロンドン在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。 ライティングでは、教育、勉強法、キャリア、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビュー記事作成や、ブックライティングを行っています。
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