ライティング

インタビューの醍醐味

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インタビューって、シナリオがないから面白い。

 

 

定型的な質問をして、

聞いたことをただその通りに書くだけじゃ、

書き起こしと変わらない。

 

せっかく時間を取って話していただくからには、

こちらも「書きたい」という下心はあるけれど

 

お話くださった方にも、気づきや納得、発見など

何か有意義だったと感じていただけるような

体験であってほしいな、と思っています。

 

 

だから、

 

 

「えりこさんと話していて気づいたんですが・・・」

 

「言われてみれば確かにそうですね。

なんで私、あの時こうしたんだろう」

 

「こんなに自分のことを話す機会なんてないので

気づきませんでしたが、

あれとあれ、確かにつながってますね」

 

 

 

なんていう風に言われることがよくありますが、

すごくすごく嬉しい。

 

 

人は話しながら気づくとか、整理していくとか

言語で思考するので言語化することで深まるとか

いろいろ言いますが、そんな理屈はさておき、

 

インタビューを通してご自身の中で

何かと何かがつながったり

深まったり、転がって進んだりしていって、

 

その結果、

「ああ、私これが言いたかったんだ」

という一言に落ちれば、もう十分価値がある時間だと思っています。

 

 

あとはそれを、読みやすくまとめて、

流れていってしまわないように留めるために

言葉にすればいい。

 

 

 

音源を聴いているだけでも、

熱量が高まる瞬間って伝わってきます。

声が大きくなるとか興奮するとか相づちが増えるとか

そういうことだけじゃなくて、

 

とつとつと話されるタイプの方だとしても、

言葉が強くなったり、重くなったり、

空気が変わる感じって、なんかわかるんですよね。

この感動が、本当にインタビューの醍醐味。

 

心の中ではがっちり握手してます。

 

 

もちろん相性とかタイミングとかもあるので

毎回大成功!というわけじゃなくて

「もっとここを深くお聞きすればよかった」

「なんでこっちを掘ってしまったんだろう・・・」

みたいに反省することもしばしばですが(汗)、

 

 

シナリオがないからこそ、

毎回背中に汗をかきながら、本気で必死で対峙して

でも、めちゃくちゃ興味を持ってお話を伺う。

 

できる限りの準備はして、環境とコンディションを整えて

舞台に向かうのが、私にできる最大限の敬意。

 

 

先週はひとり2時間、計6人方のインタビューで

まだ頭がオーバーヒート気味ですが、

次はどんな物語をお伺いできるんだろう、と

早くもワクワクしています。

 

 

 

 

 

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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