正解は自分で決める

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初めての子育ての時、育休中は「本能で生きる」と決めて、

ベビーの求めるものを母性で感じて本能で判断していこう、と考えていました。

 

まだ社会人5年目の若手だったこともあって

仕事の責任はあまり重い時期ではなく、

育休中は仕事のことは考えない。

インプットしようとか資格を取ろうとか、そんな色気は出さない。

そう思って(というかそんな余裕もなくて)、とにかく赤ちゃんと対峙する日々。

 

泣き声から、お腹がすいたのかオムツが気持ち悪いのか暑いのか、

想像しては試し、じっと見ているだけであふれてくる愛情を、チューしたり

甘噛みしたりくすぐったり名前を呼んだりと、あらゆる方法で表現し、

彼が何を求めているのかわからなくて泣き・・・と、母性で生きている毎日でした。

 

そんな1年が過ぎて会社に戻った時、「あれ、ビジネス文書が全然読めないな」

「会議中の議論の内容が全然頭に入ってこない」とビックリ。

左脳を全然使っていなかったのか、論理的に話したり

ロジカルな文章を理解することが

全然できなくなっていました

 

2度目の育休は、一人目の反省もあって「時々インプットもしておこう」と考えていました。

そうしたら2人目は女の子だったこともあってか、お腹の中で騒音に慣れていたからか、

どんな状況でもとにかく寝る。一度寝たらなかなか起きない。

お宮参りの記念撮影で写真館で寝てしまい、耳元でタンバリンを鳴らしても起きないから

あきらめて別日に撮り直したくらい、起きない。

 

上の子が保育園に行って、下の子が寝ている時は静かな一人の時間。

この時間がけっこうあったので、勉強することにしました

著作権検定上級を受けたり、個人情報保護士の認定を取ったり、

ビジネス系の本を読んだり・・・。

 

おかげで復帰後はスムーズでしたが、数年後に娘の保育園で「小さいころの話を聞いてくる」

といった宿題が出た時に、娘が赤ちゃんの時のことをなかなか思い出せない自分に愕然としました

寝たらしめしめとばかりに勉強していたので、寝顔をうっとり眺めてちょっと手を触って・・・

といったことを全然せずに、テキストや本ばかり見ていたせいで。

 

赤ちゃんはおっぱいを飲みながらママの目を見ている時、目で会話をしているそうです。

まだ言葉はわからないけれど、自分を見つめる真っ黒な瞳にどんな色があるのか、

どんな思いがあるのか、一生懸命感じ取ろうとしているのだとか。

その「まなかい」を怠ったせいで、失ったものはたくさんあるんだろうな・・・と反省しました。

 

だから3人目の育休の時は、これが最後の育児だから思い切り楽しもう、と

決めて、毎日写真を撮ったりビデオを撮ったり、散歩に出かけたりベビーマッサージを

したりと、一緒に遊ぶことを最優先

 

時々、完全に左脳が止まらない程度に新聞やビジネス本を見るようにはしていましたが、

毎日「これが最後の育児」と名残惜しみながら、寝返りを打ったといっては喜び、

ハイハイをしたといっては喜んでいました。

 

 

結局、どの育休の過ごし方が一番よかったのかはわかりません。

一人目の育児はわからないことだらけで必死だし、3人目ともなると

お兄ちゃんお姉ちゃんが可愛がってくれるから少し手を離せることも

あったし、男の子だから、女の子だからこそのかわいさ、大変さもそれぞれあったし・・・。

 

ただ、育児中だからと育児のことだけを考えているよりは、

社会との接点を持とうと意識したり、今起きている出来事に目を向けて

子供たちの将来にどんな影響がありそうか考えたりと、少し広めに視野を持っていく

方がいいのかな、とは思っています。

 

子育て中の母親はどうしても子供を守らなければ、ちゃんと育てなければと

必死になるので、周りが見えなくなってしまったり、その度合いが行き過ぎてしまうと

育児ノイローゼや産後うつになってしまうリスクもあるのかな、と思うのです。

 

自分だけが頑張らなければ、と赤ちゃんだけが見えている状態では、正しい思考が

働かないし、心のバランスも崩れやすい。

 

少し周りを見渡して、自分と周りのつながりを感じて、困ったときに声を上げられる相手はどこにいるのか、探してみる。

それだけでも、肩の荷はちょっとは下ろせるはず。

 

ベビーに限らず、子育て中のママは心のバランスがとっても大切。

なんだかバランスが取れていない・・・と思う時は、もしかしたら子供と向き合うだけの

生活から、一歩外に意識を向けてみることをオススメします。

 

 

自分は、何を大切に育児休職期間を過ごしたいのか、

仕事に戻った後、どんな風にキャリアを築いていきたいか、

周りの人とどんな関わりを持てていると安心なのかを

考える時間を持つことは、最高の自己投資だと思います。

 

子育てや、仕事とのバランスの取り方
に正解はありません。

正解は自分で決めるもの。

 

あなたの正解を見つけるお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。

 

 

 

トラストコーチングスクール認定コーチ

マザーズコーチングスクール認定マザーズティーチャー

中原絵里子

 

 

 

自分だけの「正解」を決めるには。

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ABOUT ME
中原絵里子
中原絵里子
編集・ライター・キャリアコーチ
大手教育出版社に20年勤務後、独立。上阪徹ブックライティング塾9期生、トラストコーチングスクール認定コーチ。
東京在住、3児の母。 コーチングでは、主に働く女性のこれからの働き方を決めるサポートや、ライティングのサポート、挑戦したいことに向けた伴走を行っています。
ライティングでは、教育、勉強法、進路、働き方、コミュニケーションなどをテーマにインタビューや記事作成、ブックライティングを行っています。
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