【フリーランス】「待てる」ことは才能でありスキル
うまくいかない時にこそ、その人の本質が見え隠れするとよく言われます。
余裕がない時ほど、結果を焦る。
仕事が途切れると、不安にかられて絶望する。
うまくいかないと、焦って余計なことをして悪化させる。
周りに当たってしまい、さらに落ち込む。
こんなこと、ありませんか?
私はよくあります(笑)
うまくいかない時こそ、好転するまで「待てる」スキルも大切。
現状どうなれば、少しは落ち着くか。
こういう時だからこそできることは何か。
時間ができたらやりたいと思っていたことがなかったか。
落ち着いてそんな風にゆっくり考えて、
今自分がコントロールできることと、できないことを選り分けて、
コントロールできないことは手を離す。
そして完全に止まるわけにはいかないので、コントロールできる範囲内で動けることはしっかりやる。
そしたらもう後は天に任せて、読みたかった本や観たかったビデオを楽しんでも良いし、散歩に出てもいい。
だって、コントロールできないのだから。
(こちらはいつまでも待てそうなハシビロコウ様)
忙しい時は目先のことしか考えられないので、ある意味思考停止できて心の平穏が保ちやすい時でもあります。
中長期的なことはいったん横にスライドして、目の前の作業や会議や実務をしていれば、なんとなく前進している気持ちになれる。
(私、何年この状態だっただろう・・・)
一方「待っている状態」は考える余裕ができてしまう。
だから普段は考えない「中長期」を思い巡らせてしまったり、
「私が本当はやりたいことって何だろう」
「これをやってていいんだっけ」
なんて自分のやっていることを疑い始めたりする余裕もある。
これをどう扱うかがすごく大事で、
問いかけ方でプラスにもマイナスにもできるので、注意深く扱う必要があります。
例えばさっきの、
「私が本当はやりたいことって何だろう」
「これをやってていいんだっけ」
も、トーンやその次にかける問い次第で、いい方にも悪い方にも転がっていきますよね。
だから、転がしたい方向に転がるように意識しつつ、
今何を自分に問いかけていて、
どういうコミュニケーションを取るとよさそうか考えることが大切なんだと思います。
まあ何が言いたいかというと、今ヒマなんです(笑)
考える余裕ありまくり。
こんな時こそ「自分を転がそうとしている方向」を間違えないように注意しながら、セルフコミュニケーションを取り、心穏やかに待とうと思います。
フリーランスライター・編集/トラストコーチングスクール認定コーチ
中原絵里子